2007年6月8日
東京ガス株式会社

東京ガス株式会社は、平成元年12月から平成11年6月までに販売した株式会社ノーリツ製「屋外据置型風呂給湯器」の一部の機種について、その追い焚き用ガス通路部の『ガバナ^※1』の不具合から、機器の使用を繰り返す中でガス漏れが発生した場合、機器内部の焼損に至る恐れのあることが判明したため、該当品の点検および部品交換作業を自主的に実施させていただくことといたしました。
　弊社といたしましては、このような事態が生じましたことを重く受け止めており、お客さまに大変ご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申しあげますとともに、今後同様の事態が発生しないよう再発の防止に努めてまいります。

　※1『ガバナ』・・・ガス通路部において、ダイヤフラム（ゴム製の部品）を用いて、バーナー部に送るガスの圧力を一定に保つ役割を持つ部品。

　「屋外据置型風呂給湯器」は、風呂のお湯張りや追い焚き、ならびに給湯やシャワーを行うことができる、屋外設置型の給湯器です。

　（株）ノーリツ製「屋外据置型風呂給湯器」の下記3機種のうち、それぞれの対象期間に製造した製品について、追い焚き用のガス通路部に設置された「ガバナ」の設計不良から、ガスの圧力変動に応じて可動する弁（ダイヤフラム：ゴム製）の動く範囲が許容値を超えていることが判明し、機器の使用を繰り返す間に弁に応力が加わることで亀裂が発生した場合、そこから漏れたガスに機器を使用した際の火が引火して、機器内部の焼損に至る恐れのあることが製造元からの連絡により明らかになりました。
　これまでに東京ガス販売分の機器において、機器内部が焼損する事象は発生しておりませんが、市販品においてこれまでに13件の事象が発生している旨の連絡を受けております。

　弊社といたしましては、同様の事例が発生することを防止するため、下記の方法によりお客さまへのお知らせならびに点検・部品交換作業を無償で行ってまいります。
　お客さまには、点検・交換作業の実施にあたり、ご迷惑をおかけすることを重ねてお詫び申しあげます。何卒、ご理解ご協力を賜りますようお願い申しあげます。

【当該機器をご使用のお客さまへのお願い】

　お客さまにおかれましては、製造メーカーによる部品の交換作業が完了するまでの期間、該当品のお湯張りまたは追い焚き機能をご使用いただく場合は、ご使用中にその都度、機器周辺でガスの臭いがないか、また機器本体から煙が出ていないかをご確認いただき、異常がある場合には、すぐに機器の使用を停止していただき、下記のフリーダイヤルまでご連絡くださいますようお願い申しあげます。
　なお、給湯ならびにシャワーはこれまでどおりお使いいただけます。

1.部品交換の対象となる機種名および台数

機種名	製造期間	台数
NR-816RFB-E	平成元年8月～平成6年2月	4,305
NR-816RFB-EA	平成元年8月～平成6年2月	12,730
NR-816RF-EAQ	平成5年8月～平成6年5月	480
合計		17,515

2.お客さまへのお知らせ

明日（6月9日）の朝刊に告知広告を掲載し、製造メーカーが無償点検・部品交換を実施する旨、ならびに部品交換が完了するまでの間、機器のご使用に関してご注意いただくお願いについてのお知らせを行います。なお、設置先が特定できているお客さまには同様の旨をお知らせするダイレクトメールを発送いたします。
　また、東京ガス株式会社のインターネットホームページ＜http://www.tokyo-gas.co.jp/＞にも掲載します。

3.点検ならびに作業内容

部品が整い次第、製造メーカーが該当品をご使用のお客さまを順次訪問の上、点検ならびに部品交換作業を無償で行ってまいります。
（1） 作業内容 『ガバナ』を対策部品に交換いたします。

（2） 作業時間 約50分／台

4.お客さまのお問い合わせ先

（1） フリーダイヤル 0120-156-004

（2） 受付開始日 平成19年6月8日（金）

（3） 受付時間 ・平成19年6月15日まで 9：00～22：00（土日含む）
・平成28年7月31日まで 9：00～19：00（月～土）　9：00～17：00（日・祝日）
・平成28年8月1日以降　9：00～19：00（月～土）
※平成28年8月1日受付時間を変更いたしました。

該当品の見分け方

NR-816RF-EAQ NR-816RFB-E NR-816RFB-EA

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