プレスリリース

鎌倉市とのカーボンニュートラルのまちづくりに向けた連携協定の締結について

2025年1月16日
東京ガス株式会社

 東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)は、このたび、鎌倉市(市長:松尾 崇)と「カーボンニュートラルのまちづくりに向けた連携協定」(以下「本協定」)を締結しました。

 鎌倉市では2020年2月に、2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指す「鎌倉市気候非常事態宣言」を表明しました。その実現に向け、2022年には必要な施策の方向性や温室効果ガスの削減目標などを示した「鎌倉市地球温暖化対策地域実行計画(区域施策編)」を改訂し、また2024年10月には同計画に付帯して目標達成に向けた取組などを定めた「鎌倉市地球温暖化対策地域実行計画(地域脱炭素化促進事業編)」を策定するなど、本計画に即した脱炭素化のための取組を積極的に推進しています。
 本協定は、そうした取組をさらに促進するものであり、脱炭素社会の構築およびレジリエンスの強化に貢献するとともに、地域の課題解決や更なる魅力創出など、地域の一層の発展を図り、持続可能なまちづくりの実現につなげていきます。

(左から 東京ガス常務執行役員:小西 雅子、鎌倉市長:松尾 崇)

連携事項

  1. カーボンニュートラルのまちづくりに向けた取組のトータルコーディネートに関する事項
  2. 地域のレジリエンス強化に関する事項
  3. 学校における環境エネルギー教育等を通じた啓発活動に関する事項
  4. カーボンニュートラルに向けた取組における専門的人材の支援強化に関する事項
  5. カーボンニュートラルのまちづくりに係わる魅力等の情報発信に関する事項
  6. その他住民へのサービス向上、カーボンニュートラルのまちづくりに関する事項

締結日

2025年1月16日

関係者コメント

鎌倉市 市長 松尾 崇 コメント

 鎌倉市では、2050年カーボンニュートラルに向けて、市民や事業者など多くのステークホルダーの方々と連携関係を構築し、「オール鎌倉」で着実に取組を進めることで、世界に誇れる持続可能なまち「鎌倉」を目指したいと考えております。
 東京ガスとは、これまで市内小中学校における学校教育支援活動としての出張授業や、計画策定における意見交換などにおいてご協力いただいていたところ、この度の協定の締結により、全国的にカーボンニュートラルの取組を進める東京ガスの知見を活用させていただくことで、鎌倉市の脱炭素化に向けた取組をより加速していけることを大変力強く感じております。
 今回の協定を踏まえて実施する太陽光発電設備導入のための共同検証や情報発信を通じて、市施設への再エネ設備導入や、脱炭素に向けた優先事業として掲げる市民や事業者への働きかけといった鎌倉市の課題解決を図りつつ、鎌倉市地球温暖化対策地域実行計画に定めた目標の達成に向けて取り組んでまいります。

東京ガス株式会社 常務執行役員 地域共創カンパニー長 小西 雅子 コメント

 当社は、東京ガスグループ2023-2025年度中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、「エネルギー安定供給と脱炭素化の両立」「ソリューションの本格展開」を掲げ、多くの企業・自治体の皆さまとの協業を通じ、カーボンニュートラル社会の実現などに向けた取組を進めています。2023年11月には、エネルギーの枠を超えてお客さまが抱える課題を解決するソリューションブランド「IGNITURE(イグニチャー)」を立ち上げました。
 本協定の締結により、市・市民・事業者が相互に協力し、ゼロカーボンシティの実現を目指す鎌倉市とともに、当社グループが創業以来培ってきたお客さまからの「信頼」や、「地域密着力」を活かし、カーボンニュートラル社会の実現に向けて連携できることを大変嬉しく思います。今後も、鎌倉市との価値共創により、地域課題の解決および持続可能なまちづくりに取り組んでいきます。

(参考)ソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」について

IGNITURE

 東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月30日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
 IGNITUREの詳細はこちら

以上

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