プレスリリース
品川区における「ゼロカーボンシティしながわ」実現に向けた連携協定の締結について
2024年10月23日
東京ガス株式会社
東京ガス株式会社（社長：笹山 晋一、以下「東京ガス」）は、このたび、品川区（区長：森澤 恭子）と「ゼロカーボンシティしながわ」実現に向けた連携協定（以下「本協定」）を締結しました。
品川区は2023年6月、2050年度までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティしながわ」を表明し、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、太陽光パネル・蓄電池・エネファーム等の省エネルギーに資する機器の導入助成や環境学習交流施設「エコルとごし」での環境啓発活動等の取組を進めています。
本協定は、そうした取組をさらに加速するものであり、地球温暖化防止対策を推進するとともに、地域の課題解決と更なる魅力創出等、地域の一層の発展を図り、持続可能なまちづくりの実現につなげていきます。
左から 品川区長：森澤 恭子、東京ガス常務執行役員：小西 雅子
連携事項
- 「ゼロカーボンシティしながわ」実現に向けた取組のトータルコーディネートに関すること。
- 「ゼロカーボンシティしながわ」実現に向けたまちづくりの推進に関すること。
- 脱炭素化に向けた助成事業への連携協力に関すること。
- 環境教育を通じた「ゼロカーボンシティしながわ」実現に向けた啓発活用に関すること。
- 区有施設におけるZEB化の促進およびレジリエンス強化の促進に関すること。
- SDGs未来都市の実現およびモデル事業の推進に関すること。
- 低炭素エネルギーの調達や区有施設等への供給に関すること。
- その他、「ゼロカーボンシティしながわ」実現に寄与する取組に関すること。
締結日
2024年10月23日
関係者コメント
品川区 区長 森澤 恭子 コメント
品川区は、2050年度までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティしながわ」の実現に向け、家庭や事業者における省エネルギー化や再生可能エネルギーの導入を促進するとともに、全国の自治体で最多件数となる区有施設のZEB化や環境学習交流施設「エコルとごし」を開設し次世代につなぐ環境教育の拠点とする等の取組を推進しております。
また、令和6年度には内閣府から「SDGs未来都市」・「自治体SDGsモデル事業」にW選定されました。民間企業や大学等との連携により、地域課題の解決や区民サービスの向上を目指してまいります。
この度の協定で東京ガスが有するカーボンニュートラルに資する知見をお借りし、区民・事業者と一体となり脱炭素社会の実現に向け取組を加速させ、持続可能なまちづくりを進めてまいります。
東京ガス株式会社 常務執行役員 地域共創カンパニー長 小西 雅子 コメント
当社は、東京ガスグループ2023-2025年度中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、「エネルギー安定供給と脱炭素化の両立」「ソリューションの本格展開」を掲げ、多くの企業・自治体の皆さまとの協業を通じ、カーボンニュートラル社会の実現に向けた取組を進めております。昨年11月には、エネルギーの枠を超えてお客さまが抱える課題を解決するソリューションブランド「IGNITURE（イグニチャー）」を立ち上げました。
本協定の締結により、品川区と区民・事業者が相互に協力し、当社グループが創業以来培ってきたお客さまからの「信頼」や、「地域密着力」を活かし、「ゼロカーボンシティしながわ」実現に向けて連携できることを大変嬉しく思っております。
品川区とはこれまでも、区主催会議への参加や防災・環境に関する取組への情報支援等を通じて連携を深めてまいりました。今後も、品川区との価値共創により、地域課題の解決および持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。
（参考）ソリューション事業ブランド「IGNITURE（イグニチャー）」について
東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月30日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
IGNITUREの詳細はこちら
以上