プレスリリース
座間市と東京ガス株式会社のカーボンニュートラルのまちづくりに向けた連携協定の締結について
2024年9月10日
座間市
東京ガス株式会社
座間市(市長:佐藤 弥斗)および東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一)は、このたび、カーボンニュートラルのまちづくりに向けた連携協定(以下「本協定」)を締結しました。
座間市は2022年2月に、2050年までに二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す「座間市ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。その実現に向け、2023年には必要な施策の方向性や温室効果ガスの削減目標等を示した「第2次座間市環境基本計画」を策定し、本計画に即した脱炭素化のための取組を積極的に推進しています。
本協定は、そうした取組をさらに促進するものであり、脱炭素社会の構築およびレジリエンスの強化に貢献するとともに、地域の課題解決や更なる魅力創出等、地域の一層の発展を図り、持続可能なまちづくりの実現につなげていきます。
連携事項
- カーボンニュートラルのまちづくりに向けた取組のトータルコーディネートに関する事項
- エネルギーの地産地消に関する事項
- 個人、事業者への太陽光発電設備等の普及に関する事項
- 低炭素エネルギーの調達や公共施設等への供給に関する事項
- エネルギーデータの活用等によるエネルギー利用の最適化に関する事項
- 地域のレジリエンス強化に関する事項
- 地域の目線での新しい価値の創出に関する事項
- 学校等における環境エネルギー教育等を通じた啓発活動に関する事項
- カーボンニュートラルのまちづくりに向けた取組における専門的人材の支援強化に関する事項
- カーボンニュートラルのまちづくりに係る魅力等の情報発信に関する事項
- その他住民へのサービス向上、カーボンニュートラルのまちづくりに関する事項
締結日
2024年9月10日
関係者コメント
座間市長 佐藤 弥斗 コメント
座間市では、近年の地球温暖化や気候変動問題に対応するため、2050年までにゼロカーボンシティを実現することを目指し、省エネルギー設備や再生可能エネルギーの導入促進に向けたさまざまな取組を行っております。
東京ガス株式会社様とは、これまでも脱炭素分野を始めとして多様な分野でご協力いただく中で、ゼロカーボンシティを目指す市の姿勢にご賛同いただくとともに、連携強化による今後の新たな展開を見出すことができたことから、今回の協定締結へと至りました。
この度の協定締結により、エネルギーの脱炭素化に先進的に取り組まれている東京ガス株式会社様の豊富な知見を活用させていただくことで、座間市の脱炭素化を一層推進していけることを大変心強く感じております。
今後はこの協定をもとに取組を重ね、互いの理解を深めながら連携の質を高めていくことで、ゼロカーボンシティの実現という世界規模の課題に対し、長期に渡り連携できる体制を目指してまいります。
東京ガス株式会社 常務執行役員 地域共創カンパニー長 小西 雅子 コメント
当社は、東京ガスグループ2023-2025年度中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、「エネルギー安定供給と脱炭素化の両立」「ソリューションの本格展開」を掲げ、多くの企業・自治体の皆さまとの協業を通じ、カーボンニュートラル社会の実現等に向けた取組を進めております。昨年11月には、エネルギーの枠を超えてお客さまが抱える課題を解決するソリューションブランド「IGNITURE(イグニチャー)」を立ち上げました。
本協定の締結により、市・市民・事業者が相互に協力し、ゼロカーボンシティの実現を目指される座間市様とともに、当社グループが創業以来培ってきたお客さまからの「信頼」や、「地域密着力」を活かし、脱炭素社会の実現に向けて連携できることを大変嬉しく思っております。座間市様とはこれまでも、市が開催されるイベント(環境・防災)への参加などを通じて、連携を深めてまいりました。今後も、座間市様との価値共創により、地域課題の解決および持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。
(参考)ソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」について
東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月30日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
IGNITUREの詳細はこちら
以上