プレスリリース

西豪州でのESG型不動産開発事業「スビアコ開発」に参画

~2030年までに豪州を中心とした海外不動産事業へ600億円の投資を計画~

2024年6月26日
東京ガス不動産株式会社

 東京ガス不動産株式会社(社長:佐藤 裕史、以下「東京ガス不動産」)は、このたび、豪州現地法人東京ガス不動産オーストラリア(TOKYO GAS REAL ESTATE AUSTRALIA PTY LTD、以下、「TGREAU社」)を通じて、西豪州のスビアコ市での不動産開発事業「スビアコ開発」に参画します。当事業は、豪州デベロッパーであるシダー・ウッズ・プロパティーズ(Cedar Woods Properties Limited、以下「シダー・ウッズ社」)との分譲マンションの共同開発事業です。

<位置図>

<現地風景>

 スビアコ市は、西豪州の州都であるパース市の中心部から約4キロに位置し、周辺には学校、病院、公園が点在するなど、利便性及び住環境の質が高いエリアです。当事業では、2期に渡り、3棟の分譲マンションの開発を行うことで、社会課題である住宅不足の解消に寄与するとともに、一部をシニア層向けとすることで、高齢化社会にも対応します。

 敷地の一部は公開緑地を設け、マンション開発を通して一体的な緑地帯の形成を図ることにより、周辺環境との調和を目指します。敷地内には、中庭を設けることで、居住者のコミュニティ形成を促進し、魅力的な毎日を創出します。また、日射の効率利用、自然喚起を促進するデザインや太陽光パネルの設置などを行い、豪州のエネルギー効率指標NatHERS*1の7以上の取得を目指し、快適性と環境性の高い住空間を実現します。

 なお、東京ガス不動産は、海外不動産事業を成長領域と位置づけ、2030年までに豪州を中心として600億円規模の投資を図り事業を拡大します。また、当社が掲げる環境配慮型の不動産開発である「ESG型不動産開発事業」を海外でも実施し、街に新たな価値を創出するとともに、ネット・ゼロに貢献する取り組みを推進してまいります。

  • *1
    「NatHERS(Nationalwide House Energy Rating Scheme)」:
    豪州政府機関による住宅デザインにおけるエネルギー効率性に関するレーティングシステム(10段階評価)

<狭域図>

スビアコ開発概要

所在 2 Upham Street, SUBIACO WA 6008
主要用途 共同住宅(3棟)
共同開発者 Cedar Woods Properties Limited
竣工予定 1期 2028年9月 2期2029年10月(予定)
開発地面積 9,784m2

東京ガス不動産オーストラリア概要

会社名 TOKYO GAS REAL ESTATE AUSTRALIA PTY LTD
設立 2023年1月
代表者 柴﨑 裕之
株主 東京ガス不動産100%
所在地 シドニー
事業内容 海外不動産事業の企画推進・新規案件開発・参画プロジェクトの運営管理

シダー・ウッズ社概要

会社名 Cedar Woods Properties Limited
設立 1987年
代表者 Nathan John Blackburne(Managing Director)
所在地 パース
事業内容 不動産開発

東京ガス不動産概要

創業 1953年5月
代表者 佐藤 裕史
株主 東京ガス100%
所在地 東京都港区
事業内容 不動産開発、不動産管理・賃貸・仲介
従業員数 188名(2024年6月現在)

以上

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