プレスリリース
墨田区におけるカーボンニュートラルのまちづくりに向けた連携協定の締結について
2024年6月5日
墨田区
東京ガス株式会社
墨田区(区長:山本 亨)および東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一)は、このたび、カーボンニュートラルのまちづくりに向けた連携協定(以下「本協定」)を締結しました。
墨田区は2021年10月、2050年の二酸化炭素排出実質ゼロの実現に向けて「すみだゼロカーボンシティ2050」を宣言し、地球温暖化を防ぐための行動を加速しています。
今後、区民目線で実践可能な取組の普及や環境教育を強化するとともに、区の事業所としての環境に配慮した取組を率先して進め、脱炭素社会に向けたまちづくりを推進していきます。
本協定により、温室効果ガス削減の取組をさらに加速させるとともに、地域課題の解決等、地域の一層の発展を図り、持続可能なまちづくりの実現につなげていきます。
連携事項
- カーボンニュートラルのまちづくりに向けた取組のトータルコーディネートに関する事項
- 個人、事業者への再生可能エネルギー等の普及に関する事項
- エネルギーデータの活用等によるエネルギー最適化に関する事項
- カーボンニュートラルのまちづくりに向けた取組における専門的人材の育成に係る支援強化に関する事項
- カーボンニュートラルのまちづくりに係る魅力等の情報発信に関する事項
- 前各号に掲げるもののほか区民のサービス向上及びカーボンニュートラルのまちづくりに関する事項
締結日
2024年6月5日
関係者コメント
墨田区長 山本 亨 コメント
墨田区では、脱炭素社会の実現に向け、区民・事業者・区の協働により、各種環境施策を推進してきました。
これら施策を推進する上で、これまでも東京ガス様には、様々な知見等を提供していただくなど、区に多大なる協力をいただいておりました。
このたびの協定締結を、国連で定める「世界環境デー」である本日6月5日に行えたことを非常に嬉しく思っており、東京ガス様の有する知見と技術をお借りし、今後さらなる緊密な相互連携のもと取組を実施できることを大変心強く思っております。これまでの環境施策をさらにブラッシュアップし、「環境にやさしい持続可能な“すみだ”」を実現していきます。
東京ガス株式会社 常務執行役員 地域共創カンパニー長 小西 雅子 コメント
当社は、東京ガスグループ2023-2025年度中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、3つの主要戦略の一つとして「エネルギー安定供給と脱炭素化の両立」を掲げ、多くの企業・自治体の皆さまとの協業を通じ、カーボンニュートラル社会の実現等に向けた取組を進めています。昨年11月には、エネルギーの枠を超えてお客さまが抱える課題を解決するソリューションブランド「IGNITURE(イグニチャー)」を立ち上げました。
本協定の締結により、区と区民・事業者が相互に協力し、「すみだゼロカーボンシティ2050」の実現に向けた取組の推進を目指される墨田区様とともに、当社グループが創業以来培ってきたお客さまからの「信頼」や、「地域密着力」を活かし、連携できることを大変嬉しく思います。今後も、墨田区様との価値共創により、地域課題の解決および持続可能なまちづくりに取組んでいきます。
(参考)ソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」について
東京ガスは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月30日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
IGNITUREの詳細はこちら
以上