プレスリリース
君津市におけるカーボンニュートラルのまちづくりに向けた連携協定の締結について
2023年12月21日
東京ガス株式会社
東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一)は、このたび、君津市(市長:石井 宏子)とカーボンニュートラルのまちづくりに向けた包括連携協定(以下「本協定」)を締結しました。
君津市は、2021年9月に、2050年までに温室効果ガスの実質排出量をゼロにしつつ、経済と環境が調和した持続可能な「環境グリーン都市」を目指すことを宣言し、この実現に向け、市全体で温室効果ガス排出量の削減およびカーボンニュートラルなまちづくりに取り組んでいます。
本協定は、そうした取組をさらに加速するものであり、地球温暖化の防止および防災力の強化等について積極的に貢献するとともに、地域の課題解決と更なる魅力創出等、地域の一層の発展を図り、持続可能なまちづくりの実現につなげてまいります。
連携事項
- カーボンニュートラルのまちづくりに向けた取組のトータルコーディネートに関する事項
- エネルギーの地産地消に関する事項
- 個人、事業者への太陽光発電設備等の普及に関する事項
- 低炭素エネルギーの調達や公共施設等への提供に関する事項
- エネルギーデータの活用等によるエネルギー消費の最適化に関する事項
- 地域の防災機能強化等に関する事項
- 地域の目線で新しい価値や営みを創る価値共創に関する事項
- 学校等における環境エネルギー教育や食育等を通じた啓発活動に関する事項
- カーボンニュートラルのまちづくりに向けた取組における専門的人材の支援強化に関する事項
- カーボンニュートラルのまちづくりに係る魅力等の情報発信に関する事項
- その他住民へのサービス向上、カーボンニュートラルのまちづくりに関する事項
締結日
2023年12月21日
関係者コメント
君津市 市長 石井宏子 コメント
君津市は、2021年4月に「君津市総合計画」を策定し、将来ビジョンを実現するための5つの柱の一つとして、「経済と環境が調和したまち」を掲げるなど、脱炭素社会の推進を重要な施策の一つとして位置づけるとともに、2023年8月には、目標の達成に向けた具体的な取組を定めた「第5次君津市地球温暖化対策実行計画」を策定し、脱炭素に向けた取組を推進しているところです。
この度の協定の締結で、東京ガス株式会社様の有するエネルギーに関する知見と技術をお借りし、緊密な相互連携に基づいた取組を実施できることを大変心強く思っております。
脱炭素の達成は大きな挑戦です。この挑戦を成し遂げ、先人たちから受け継がれてきた「君津」を次世代に継承していくとともに、さらなる発展へつなげられるよう、東京ガス株式会社様とともに取組を推進してまいります。
東京ガス株式会社 常務執行役員 地域共創カンパニー長 小西雅子 コメント
当社は、東京ガスグループ2023-2025年度中期経営計画「Compass Transformation 23-25」において、3つの主要戦略の一つとして「エネルギー安定供給と脱炭素化の両立」を掲げ、多くの企業・自治体の皆さまとの協業を通じ、カーボンニュートラルの実現等に向けた取組を進めています。
本協定の締結により、「環境グリーン都市」の実現を目指される君津市様とともに、当社グループが創業以来培ってきたお客さまからの「信頼」や「地域密着力」を活かし、脱炭素社会の実現に向けて連携できることを大変嬉しく思います。今後も、君津市様との価値共創により、地域課題の解決および持続可能なまちづくりに取組んでまいります。
以上