仕事と人を知る

技術開発

新しい技術も、広い知識も、
現場の視点で。

技術開発

Masato Hino

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AIやIoTでガスの技術を切り拓く。

これまでガスの漏洩検査は、ガスの検知器をカートに乗せ人が手で押しながら行っていました。それが小型の自動走行ロボットで可能になったら、どうでしょう。検査は高速化、効率化が可能になります。これまでの現場監督は、長時間、ガス工事の現場にいなければなりませんでした。それがウェアラブル端末で現場の撮影ができたら、どうでしょう。監督は現場から離れた場所にいるときも、工事状況を把握することができるようになります。みなさんが使うガスはずっと変わらないように思えますが、ガスの点検・保守に関する技術は、実は大きく進化中。技術開発が、技術の切り拓きを担っています。既存の技術アップデートはもちろん、AIやIoTといった最先端を追求することも。東京ガスネットワークの技術力底上げがミッションです。

「使う」視点を第一に。

新しい技術を扱うためには、技術そのものに詳しいだけではダメだと私は考えます。大切なのは、現場の視点です。どれだけ最新のツールであっても、結局現場で使ってもらえなければ意味がない。新しくても使いづらかったり、工程が増えたりするツールであれば、技術開発サイドの独りよがりになってしまいます。だから技術は、現場を知ることから始めるのです。困りごとを解決できるか。ニーズに応えられるか。現場を見て、意見をヒアリングしながら、発展させるべき技術を選び取る力が必要なのだと思います。それから法律などの周辺知識も、実は学ばなければならない部分です。自動走行ロボや無線操作機器を工事で使うには、道路上や空中に関する法律・規制緩和を無視しては行えません。技術は、様々な角度から、コツコツ育てていくもの。その姿勢が、東京ガスネットワークの新しいチャレンジのひとつなのだと思います。

1日の流れ

8:45

実験

実験計画を細かに確認してから、実験を行います。

11:00

実験解析

実験結果を踏まえ、原因や理由を解析します。そのとき一度の実験結果だけでなく、蓄積されたデータの活用も重要です。

14:00

資料作成

午前に行った実験の結果を報告するため、資料としてまとめます。計画に対し、上手くいった部分、いかなかった部分を明確に。

16:00

打ち合わせ

実験資料を基に、打ち合わせ。結果をメンバーで共有し、次の実験へ向け準備をします。

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