仕事と人を知る

幹線維持管理

少しの応用の積み重ねで、
無事故は守られている。

幹線維持管理

Yusuke Watanabe

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一見変わらない仕事は、臨機応変の連続。

たとえば高圧ガスから中圧ガスへ減圧する施設点検したり。ガバナと言われるガスを減圧する機器の分解・整備を行ったり。幹線維持管理の仕事は、お客さまへ当たり前にガスをお届けするための、ガスの大元である設備を適切に管理する仕事です。では毎日決まったルーティンの仕事をしているのかといえば、まったくそんなことはないのが、この仕事の面白いポイントだと私は思います。たしかにどの施設でも、どの設備でも、大切なことは変わりません。設備に不具合がないか、ガス漏れなどの異常がないか、細部までチェックを行うことが大事。一方で、その現場ごと、そのときごとで、注意を払う点は変わります。機器の整備において交換部品を把握し交換すべきところを見落とさない。外部の工事会社の方と作業を行うときには、初対面の人同士で作業を行うため、その場でいいチームづくりを行う必要があり、臨機応変な対応が求められます。

無事故のバトンをつなぐように、安心を守る。

大切なことはどの現場でも変わらないけれど、やり方や気をつけることは少しずつ違う。私はここに、応用力が求められていると感じています。知識をつければ、もっと効率よく点検整備するための段取りが考えられる。経験を積めば、もっと伝わりやすい指示を出せるようになる。そうすることで、技術力は上がっていくものです。担当する高圧ガス導管に関しては、私が入社する前から現在まで、1度も重大な事故が起こったことがないと聞いています。これまでと同じ安全を守り、そこに少しの応用をきかせ、守ってきた無事故です。自分もまた、それを受け継ぐように続けていきたい。今後の無事故の継続は、自分の成長の表れでもある気がしています。

1日の流れ

9:00

確認ミーティング

その日の現場作業に関し、チームで作業内容や工具、部品などについてみんなで確認します。

9:30

現場到着

現場についたら、作業前に再度ミーティング。とくに安全作業という観点での確認は重点的に行います。

10:00

作業開始

設備点検やガス漏れ検査を行います。日によっては途中で移動し、複数の現場で作業を行うことも。

16:00

作業終了

夕方までに、作業は終了。帰社してから、必要に応じて報告や資料作成などを行います。

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