プレスリリース

ガス・マレーシア社とガス導管事業の発展を目的とした相互協力協定を締結

2023年7月28日
東京ガスネットワーク株式会社

 東京ガスネットワーク株式会社(社長:沢田 聡、以下「東京ガスネットワーク」)は、マレーシアの都市ガス事業会社であるガス・マレーシア社(社長:アフマド・ハシミ・アブドル・マナップ)と2023年7月25日に、ガス導管事業の発展を目的とした相互協力協定(以下「本協定」)を締結しました。
 ガス・マレーシア社は、東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一、以下「東京ガス」)が、1992年に国営石油会社等とともに設立した、マレーシア初の都市ガス事業会社です。本協定を基に、東京ガスからガス導管事業を継承した東京ガスネットワークとガス・マレーシア社が、更に協力関係を深め、カーボンニュートラルを始めとしたさまざまな分野での情報交換、人材交流等を行うことにより、両社のガス導管事業の更なる発展を目指します。

締結式の様子
(左からガス・マレーシア社 アフマド・ハシミ・アブドル・マナップ社長、東京ガスネットワーク 野畑邦夫会長)

本協定における相互協力事項

ガス導管事業に関する情報交換・人材交流

分野 具体的な内容
(1) カーボンニュートラル バイオガス、水素といったカーボンニュートラルなガス体エネルギーの輸送等
(2) 現場技術・ノウハウ 設備の維持管理に関わる新技術(スマート保安)、ガス需要予測および需要開拓、
ガス導管の計画・設計・施工管理・維持管理、メタンエミッション等
(3) コーポレート 安全衛生、人材育成、ダイバーシティ等
(4) 人材交流 教育を目的とした上記(1)~(3)に関する共同研修等

ガス・マレーシア社 社長 アフマド・ハシミ・アブドル・マナップのコメント

 ガス・マレーシア社は、ガス導管事業部門における自社の地位を高め、エネルギー供給を通じて社会に貢献する強い信念を持っています。
 この相互協力協定は、両社間の戦略的パートナーシップをさらに強化するためのきっかけとなり、ガス・マレーシア社の将来の成長につながると確信しています。相互協力協定はガス・マレーシア社のガス導管事業発展の推進力になると共に、社会的信用の向上にも寄与するものと考えています。
 今回、東京ガスネットワークがガス・マレーシア社との相互協力を推進していくことに心より感謝申し上げます。従来から継続しているガス・マレーシア社に対する東京ガスグループの良好な関係が、この相互協力によりさらに進化することとなりました。

東京ガスネットワーク株式会社 社長 沢田聡のコメント

 東京ガスが1992年に国営石油会社ペトロナス社等とともに設立したガス・マレーシア社とは、以前から人材交流等を通じて関係を深めてきました。コロナ禍の影響もあり人材交流が中断してしまいましたが、このたび、東京ガスからガス導管事業を継承した東京ガスネットワークがガス・マレーシア社とカーボンニュートラルを始めとしたさまざまな分野で更なる協力関係を構築し、人材交流も再開できることを大変嬉しく思います。
 東京ガスネットワークは、グループ中期経営計画「Compass Transfomation23-25」で掲げた「エネルギーの安定供給と脱炭素化の両立」に向け、供給ネットワークの業務高度化・レジリエンス強化を通じて、CO2ネット・ゼロをリードすることで、政府が掲げる2050年カーボンニュートラル社会の実現に貢献してまいります。

ガス・マレーシア社の概要

会社名 ガス・マレーシア社
代表者 アフマド・ハシミ・アブドル・マナップ(Ahmad Hashimi Abdul Mamap)
設立 1992年5月
所在地 マレーシア
事業内容 都市ガス事業等
資本金 642百万リンギット
主要株主 MMC社(30.9%)、東京ガス三井HD(18.5%)、ペトロナス社(14.8%)
導管総延長 2,706km

以上

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