当社の保有技術
ES工法
1. ES工法とは
供内管からガス漏えいが発生した際、ガス管内面にライニング膜を形成し、ガス管を「内面」から修理することで、早急にガス漏えいを止めることができる修理工法です。送風機の気流を用いてガス管の内部に液状樹脂を流すだけなので、隠ぺい部や埋設箇所も容易に修理することができます。
2. 概要
ガス栓の接続部等から樹脂を注入し、送風機にてガス管内面にライニング膜を形成することでガス漏えいを止めることができます。
施工イメージ
資機材のセッティング
ライニング後の配管
3. 特長
効率的・高性能な漏えい修理工法
これまでは供内管の漏えい箇所ごとに応じた修理工法が用いられてきましたが、新規樹脂の開発、施工機材の集約、作業方法の見直しを行うことで、様々な現場環境や配管に対して一つの工法と樹脂による施工が可能となり、漏えい修理作業の利便性が格段に向上しました。
樹脂の高性能化を実現
これまでの修理工法では、季節間での樹脂の使い分けや現場での樹脂の使用制限など、樹脂の取扱いに苦慮する点がありました。そこで、新たな樹脂の開発を行い、通年(オールシーズン)で使用可能とすることで貯蔵や管理の簡素化、お客さま宅内での作業を考慮しての低臭気性や修理作業の高品質化のための低粘度(混ぜやすい、流れやすい、跳ねやすい)を実現することで、樹脂の使用感が大幅に向上しました。
高度な技術を要しないで誰でも施工可能
必要な工具は携帯型の送風機と付帯工具のみとなっており、施工が容易なため、1人でも短時間に修理作業を行うことができます。
4. 適用範囲