託送分野のサービス・ソリューション eガスアカデミー導入事例

新居浜LNG株式会社様

新居浜LNG株式会社様は、住友化学、住友共同電力所有の火力発電所、近隣の産業用需要家へガスを供給することを目的に、東京ガスエンジニアリングソリューションズ・四国電力・住友化学・住友共同電力・四国ガスの5社が出資し、2018年に設立されました。23万キロリットルの地上タンクを備えるLNG基地は、2022年3月から操業開始されており、地元産業の発展と持続可能な地域社会の創造に貢献されております。

NIIHAMA LNG

導入のきっかけは、リアル研修の管理者・受講者双方の負担軽減

Q. eラーニングを始めようと思われた理由は何だったのでしょうか。

A. 導管緊急保安要員に対して、保安規程に定められた緊急保安業務に従事して頂くために、導管管理グループ担当者が保安教育を対面にて実施し、また、他のガス事業者様で開催される緊急保安研修を受講しておりました。課題として、対面での研修ということもあり、教育日を2~4日程度に分けて実施していたため、研修日程の調整が頻繁に発生したり、教育の準備等があったりと保安教育担当者の負担が大きくなっておりました。また、他のガス事業者様で開催される研修は、日程が限定されることや移動等の費用が懸念事項となっておりました。そこで、東京ガスネットワークが運用するeラーニングの導入を検討しました。

Q. eラーニングの学習内容と活用法を教えて下さい。

A. 保安教育をeラーニングにて実施しております。弊社は、ガス事業に馴染みのない電力会社や化学プラントからの出向者が多く従事しているため、保安規程を実務実態にあわせ、条文の抜粋や図・イラストを駆使して、取り組みやすい形を心掛けて活用しました。

重視した点は、管理者の負担の少なさと実施の継続性

Q. eラーニングシステム導入の際に重視された点はどんなことでしょうか。

A. 保安教育担当者の負担軽減や手軽さ、継続のしやすさなどを重視しました。

選定の決め手は、管理者・受講者の使いやすさと低コスト、丁寧なフォロー体制

Q. そのような中でeガスアカデミーを選定いただいたのはどういった点が決め手になったのですか。

A. デモ運用させて頂いた結果、使用者が容易に学習に取り組めたことや、管理者による運用方法が容易で使いやすいことが決め手となりました。また、イニシャルコストやランニングコストも安価であり十分な費用対効果が望めると思いました。プレゼン後や導入時のフォロー等が丁寧だったことも重要なポイントでした。

Q. eガスアカデミーを導入することで、何か変化はありましたか。

A. 劇的に保安教育実施者の負担が軽減したことと、実施時期を統一(設定)できたことにより受講者の管理が容易になりました。
教育内容が統一されたため、受講者全員が同じレベルの保安教育を受けることができるようになりました。

Q. 今後、東京ガスネットワークに期待するところはございますか。

A. 新居浜LNGとしては、今回導入した分野以外についても教育・研修等を充実させていくことが重要であると考えています。
新居浜LNG独自で教育ツールを開発することはマンパワー的に難しいので、今後とも、東京ガスネットワークで開発した教育ツールをご紹介いただき、教育・研修等の充実を図っていきたいと考えております。

新居浜LNG株式会社様

会社概要

<本社所在地>
 愛媛県新居浜市惣開町5番1号

<事業内容>
 ガス受託加工
 LNG基地オペレーション&メンテナンス
 ガス導管運用&メンテナンス
 ガス/LNG販売等

<出資の構成>
 東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 50.1%
 四国電力株式会社 30.0%
 住友化学株式会社 9.9%
 住友共同電力株式会社 5.0%
 四国ガス株式会社 5.0%

(2023年3月31日更新)

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