東京ガスグループトピックス

女性の活躍推進に積極的な企業として2年連続で選定!◆令和5年度「なでしこ銘柄」に選定

2024年4月10日

東京ガスは女性の活躍推進に積極的な企業として、経済産業省と東京証券取引所が共同で企画する「令和5年度『なでしこ銘柄』」(以下、「なでしこ銘柄」)に選定されました。

今回の評価の対象でもある 、女性性活躍推進の取り組み、女性の活躍状況、経営戦略における女性躍進の位置づけを中心に、東京ガスの取り組みをご紹介します。

「なでしこ銘柄」とは?

「なでしこ銘柄」は、経済産業省と東京証券取引所が共同で、女性活躍推進に優れた企業を選定・発表するものです。今年度は、「経営戦略と連動した女性活躍推進」に加え、「採用から登用までの一貫したキャリア形成支援」「共働き・共育て支援(男女問わない両立支援)」の両輪での取り組みをより重視して評価されるようになりました。
東京ガスが「なでしこ銘柄」に選定されるのは今回で7回目となります。

令和5年度「なでしこ銘柄」発表会

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東京ガスでの女性の活躍推進の取り組みと活躍状況

女性活躍推進の取り組み

東京ガスでは、
1.2025年度の女性管理職比率11%以上
2.男女ともに仕事と育児の両立に関する制度利用率100% ※特別休暇含む

を目標に掲げており、女性のキャリア開発支援の取り組みとして、本人向けの教育や、上司向けの意識啓発・組織風土醸成のための教育を行っています。

■23年度の取り組み事例(一部)

アンコンシャスバイアス研修(管理者向け)
タフアサインメントの公平な提供や、コミュニケーションの偏りの解消を促すことを目的に、管理者向けにeラーニングを実施。

フェムテックセミナー
「女性特有の健康課題」について正しい知識を持ち、”個人の問題”ではなく”組織として対応すべき課題”という認識を共有することを目的に、フェムテック体験セミナーを開催。


<経営戦略における女性躍進の取り組み>
・2023年、新社長就任時に「DE&Iトップコミットメント」を公表し、当社グループに集う多様な人材の背景・考え・働き方を尊重し、その多様な力で新たな価値を創出し続ける企業グループになることを社内外にコミット。 

・経営ビジョン『Compass2030』において、事業戦略の実現に向けた人事戦略として人事の基本方針を立て「多様性がぶつかりあい切磋琢磨する場をつくる」ことや、ダイバーシティの取り組みを推進することを表明。

・23-25中期経営計画では、「多様な人材が活躍できる組織の実現」をマテリアリティと位置づけ、経営戦略を実現するためのKPIとして「女性管理職比率」、「男性育休取得率(1ヶ月)」等を設定し、その進捗を管理。

女性の活躍状況

取り組みの成果もあり、2013年に5.3%だった女性管理職比率は2023年度に9.8%となり、過去10年間で4.5ポイント上昇しました。2016年4月には、初の女性役員が誕生、2023年からは3名の女性が役員に就任しています。これからも女性のさらなる活躍の場を拡げていきます。

<女性役職者数> 毎年増加傾向

単位:人(女性比率)

2021年度 2022年度 2023年度
管理者数 男性 単体 2,614 2,574 2,534
連結 3,345 3,290 3,196
女性 単体 264(9.2) 271(9.5) 276(9.8)
連結 361(9.7) 359(9.8) 371(10.4)
執行役員数 男性 単体 29 21 22
女性 単体 2(6.5) 2(8.6) 3(12)
部長相当職数 男性 単体 605 602 591
女性 単体 26(4.1) 28(4.4) 28(4.5)
課長相当職数 男性 単体 2,009 1,972 1,943
女性 単体 238(10.6) 243(11.0) 248(11.3)

(※)各年度における4月1日時点の実績

 

<東京ガスにおける女性管理職比率>

※ 部下を持つ者、またはそれと同等の地位にある者を指します。
※ 各年度の4月1日時点

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経営戦略における女性躍進の位置づけと今後

東京ガスグループは、2023-2025年度グループ中期経営計画「Compass Transformation 23-25」で、「多様な人材が活躍できる組織の実現」を重要課題の一つと位置づけ、グループ員一人ひとりと東京ガスグループの双方が成長を実感できる「人的資本経営の強化」を掲げています。

一人ひとりが、目に見える違い・目に見えない違いを尊重し合い、切磋琢磨しながら、価値を創出し続ける企業グループになることを目指し、ダイバーシティ、エクイティ&インクルージョンの活動を深化させています。
中でも女性活躍をこの活動の端緒と位置づけて、活躍の場の創出、キャリア形成に向けたサポート、多様なロールモデルに関する情報提供、柔軟な働き方の推進、仕事と育児の両立支援など様々な取り組みを進めています。

東京ガスグループはこれからも多様性を力に、一人ひとりが活き活きと活躍できる組織の実現を目指してまいります。

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