ガス事業は文明開化の明かり=ガス灯を灯すことから始まりました。以来約140年にわたってガス原料は石炭から石油、そして天然ガスに変わり、その用途も明かりから暖房・調理・給湯・冷房・発電へと大きく発展してきました。世界に分散した産出国から液化して運んでくる天然ガスは、長期にわたって安定供給が可能です。さらに近年アメリカでの「シェールガス革命」により、その利用可能量は飛躍的に増えています。東日本大震災の経験を踏まえつつ、地球環境と調和した新たなエネルギー利用の形が模索されている今、化石燃料の中でもCO2排出量の少ない天然ガスの役割、またスマートエネルギーネットワークシステムなどのエネルギーの有効活用はますます重要になっています。
東京ガスでは1都6県の供給エリアの小中学校において、エネルギーと環境をテーマに社員による出前授業や教員研修・教材提供などを行なっています。総合学習や社会科、理科、家庭科などの先生方をお手伝いする形で、エネルギー事業者ならではの、知識と情報をご提供しています。さらに、「ガスの科学館」「GasMuseum」の2つの企業館は、体験を通して学習できることから、多くの学校に利用していただいています。
このサイトを通じて、先生方のエネルギー教育のお手伝いができれば幸いです。
未来を担う子どもたちにエネルギーや環境の大切さを伝えたいという思いから、2002年より学校教育支援活動を行ってまいりました。
東京ガスはエネルギーに携わる企業として、「出前授業」「先生向け研修会」「教材提供」などを通じて、次世代に向けてお役に立ちたいと考えております。
2014年11月に出前授業を受講していただいた児童・生徒の皆さまが累計100万人となりました。これからもひとりでも多くの方に、エネルギーや環境のことについてわかりやすく、そして楽しく考えていただくための活動に取り組んでまいります。
ライフライン学習や歴史の授業などでお使いいただけるリーフレットなどを提供しています。
小学校社会科向けの授業支援パッケージ(学習指導案、授業映像、板書計画、授業で配布するワークシートなど)を提供しています。「エネルギー」「ライフライン」をキーワードに複数単元を関連付けて、授業を実施いただけるようになっています。
【提供パッケージ】
「住みよいくらし(小学4年)」「自然災害からくらしを守る(小学4年)」「貿易と運輸の働き(小学5年)」
社会科におけるエネルギー・ライフラインに関する教育カリキュラム・マネジメント(イメージ図)
作成:学校教育アドバイザー・(一財)総合初等教育研究所 参与 北 俊夫
授業の中でお使いただけるショートムービーのほか、出前授業の講座をそのまま動画にしたものを提供しています。
東京ガスの出前授業をいつでもご視聴いただけます。
先生方が作成・実施されたエネルギー環境授業プラン資料を紹介しています。
施設見学、講義などを通して、エネルギー環境教育にお役立ていただける情報提供を行っています。
出前授業、企業館、副教材、ウェブサイトなどを組み合わせた活用事例のご紹介です