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生活に必要なエネルギー

身のまわりのエネルギーの移り変わりをみてみよう

戦後、経済の発展とともにエネルギーの使用量は増えました。しかし石油危機を体験したわたしたちはエネルギー源を安定して確保することのむずかしさを知りました。わたしたちのエネルギーに対する考え方は変わってきました。それまでの「大量生産・大量消費」そしてそれにともなう公害被害などの反省をふまえ、「省エネルギー」という言葉が私たちの日々の生活の中に広がっていきました。

ここがおどろき!

日本のエネルギー使用量は1970年から40年間でなんと1.8倍に増えているんだよ。ここ数年は減ってきているのはなぜだろう?

エネルギーの種類別の使用量の移り変わりを見ると、1973年と1979年の石油危機以降は石油にかわり石炭・天然ガス・原子力の割合が増えています。
「省エネルギー」の考え方はさらに進み、地球環境全体を考えることの大切さがとなえられるようになり「環境問題」がクローズアップされるようになりました。エネルギーの使用量のむだを少なくすることとともに、どのエネルギーを使うことが地球環境にとって良いのかを考えて選ぶようになってきたのです。
さらに東日本大震災による原子力発電所の事故により、原子力エネルギーに対する見直しが行われています。
エネルギー選択の大切さが今もとめられています。

エネルギー使用の移り変わりを使い方別にみてみよう

我が国は、省エネ技術の進歩によって、1990年頃までは経済成長を果たしながらもエネルギーの使用量を抑えてきました。
しかし、1990年代を通して原油価格が低い傾向が続く中で、家庭部門、業務他部門を中心にエネルギー使用量は増加しました。
2000年代半ば以降は再び原油価格が上昇したこともあり、2005年度をピークにエネルギー使用量は減少傾向になりました。2011年度からは東日本大震災以降の節電意識の高まりなどによってさらに減少が進みました。

ここがなるほど!

近年はどの部門も減っているね。これからも気を抜かず減らしていくことが重要だね!

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