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天然ガスのひみつ

天然ガスを運ぶための工夫

天然ガスは、もともと色も臭いもない気体なんだよ。そのままでは体積が大きいため、一度にたくさんの量を運ぶことができないんだ。そこで、ある工夫をし、体積を小さくして運んでいるんだよ。どんな工夫をしているのか調べてみよう!

 

天然ガスを液体にして運ぶまで

天然ガスは、-162℃まで冷やすと体積が600分の1の液体に変わります。液体に変わった天然ガスを液化天然ガス(LNG)とよびます。気体の600分の1とは、例えば学校のプール(25m×12m×0.8m)の気体が、家庭用のおふろ(200リットル)わずか2杯分になる計算です。天然ガスを液化することで体積を小さくし、一度にたくさんの量を運ぶことができます。そうやって液化した天然ガスを巨大なLNGタンカーで運ぶと、一度に16万5千m3もの量を運ぶことができ、これは約22万軒の家が1年間使うガスの量になります。

LNGタンカーの写真
LNGタンカー
ガス田の写真 天然ガス液化プラントの写真
ガス田 天然ガス液化プラント
ここがおどろき!

気体である天然ガスを-162℃まで冷やすと液体になり、液化天然ガス(LNG)に変わるんだね。
さらに体積が600分の1になるんだ!

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