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天然ガスのひみつ

天然ガスはどこから運ばれてくるの

天然ガスは、新潟県、千葉県、北海道などでもとれるんだよ。でも取れる量が少ないから、日本で使う天然ガスの多くは、海外のさまざまな国からLNGタンカーという巨大な船に積まれて運ばれてくるんだよ。

LNGタンカーの写真

LNGタンカー

日本のエネルギーはどのくらい輸入にたよっているの

資源の少ない日本では、国内でとれるエネルギーだけでは全てはまかなえません。
そのため、わたしたちの生活になくてはならないエネルギーの大部分を外国から輸入しています。天然ガスは約97%を外国から輸入しています。日本の国産エネルギーは、国産の天然ガス、水力、地熱など含めわずか数%にしかなりません。

ここがおどろき!

日本で使われているエネルギーのほとんどは、外国から輸入しているんだね!

日本がエネルギー輸入にたよる割合

日本はどこから天然ガスを輸入しているの

日本で使われている天然ガス、石油、石炭などの化石燃料(かせきねんりょう)は、世界中のさまざまな国から輸入しています。
天然ガスは、主にオーストラリア、マレーシア、カタールから輸入しているほか、最近は、シェールガスにより生産が伸びたアメリカからも輸入するようになりました。
石油は、主にサウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタールなどの中東の国々から、石炭は、主にオーストラリアやインドネシアなどから輸入しています。日本は、エネルギーの輸入を通して、いろんな国々と結びつきを持っています。

日本の液化天然ガス(LNG)の主な輸入先

ここがなるほど!

天然ガスは世界中のいろんな国から輸入しているから、もしも
どこかで紛争(ふんそう)がおきた場合でも安定して日本に運ぶことができるんだね!

天然ガス資源の広がりのようすを調べよう

石炭資源は、世界のあちこちにあり、安定しています。しかし固体であるため一度に多くを運ぶことができないため、輸送費用がかかります。石油資源がある多くの国は中東に集中しています。そのためその地域で紛争があった場合、供給の不安定や価格の値上がりといった影響を受けやすくなります。
それに比べて天然ガス資源は、中東以外にもヨーロッパ・ロシア、アフリカ、中・南アメリカ、北アメリカなど世界に広く分布しています。そのため万が一地域的な紛争があった場合でも、それ以外の地域から安定して天然ガスを確保することができます。

天然ガスの確認可採埋蔵量

ここがおどろき!

天然ガスは中東以外にも、広くあちこちにあるんだね!

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