東京ガスグループトピックス

カーボンニュートラル都市ガス導入◆日鉄建材株式会社様

2023年2月28日

東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」において、東京ガスグループの事業活動全体で、お客さま先を含めて排出するCO2をネット・ゼロにすることに挑戦すると掲げています。

その一環として、東京ガスでは「カーボンニュートラル都市ガス」(以下CN都市ガス)の導入を推進しています。

本日はその中から、日鉄建材株式会社様の事例をご紹介します。

日鉄建材株式会社様での導入

日鉄建材株式会社 君津鋼板工場(千葉県君津市)

2022年8月より、日鉄建材株式会社 君津鋼板工場(千葉県君津市)において、東京ガスのCNLが導入されています。

日鉄建材株式会社 吉岡さま ・太夫本さまのコメント

日鉄建材は、“安心・安全・快適な国づくり”に取り組む総合建材メーカーとして、建築・土木・防災・意匠鋼板など多種多様な製品の製造・販売をしています。

このたび環境保全と持続可能な社会の実現のため、当社君津鋼板工場(千葉県君津市)にて、CNLを導入いたしました。

当社を含めた日本製鉄グループでは「日本製鉄カーボンニュートラルビジョン2050」を掲げ、2050年のCO2排出実質ゼロを目指し取り組みを進めております。導入により当工場でのCO2排出量を実質30%以上削減することができ、目標達成に向けて大きく前進することができました。

引き続き、環境負荷の少ない“ものづくり”に積極的に取り組み、カーボンニュートラル社会の構築と持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

左:管理グループ長 吉岡大さま
右:製造グループ 太夫本悟さま
※撮影時のみマスクを外しています。

東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 産業エネルギー営業本部 担当のコメント

この度CNLをご採用いただいた君津鋼板工場様は、脱炭素化が注目される以前より、環境負荷低減、温暖化・省エネ対策において様々な取り組みをされております。

脱炭素目標として「2050年カーボンニュートラル」を掲げ、鋼板サプライチェーン全体のCO2排出量削減を目指しており、その実現の一助として、本商材をご提案させていただきました。

今後も東京ガスの強みである環境価値提案を通じて、日鉄建材様を始めとする多くのお客さまのCO2排出量削減に向けた取組みに貢献していきたいと考えております。

東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
産業エネルギー営業本部 田沼
※撮影時のみマスクを外しています。

「カーボンニュートラル都市ガス」とは?

「カーボンニュートラル都市ガス」は、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、CO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)し、燃焼しても地球規模ではCO2が発生しないとみなすLNG(CNL)を活用したものです。

東京ガスが2019年に輸入を開始し、CN都市ガスとして日本で初めてお客さまに供給を開始しました。なお、対象となるCO2クレジットは、信頼性の高い検証機関が世界各地の環境保全プロジェクトにおけるCO2削減効果をCO2クレジットとして認証したものです。

▼詳しくはこちらから
https://carbon-neutral-lng.jp/cnl-feature/

「カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス」設立について

東京ガスは持続可能な社会の実現に向け、「カーボンニュートラルLNG(CNL)バイヤーズアライアンス」設立を発表しております。

本アライアンスは、持続可能な社会の実現に向け、カーボンニュートラルLNG(CNL)を調達・供給する東京ガスと購入する企業・法人が一丸となり、カーボンニュートラルLNG(CNL)の普及拡大とその利用価値向上の実現を目的として、2021年3月に設立したものです。本アライアンス参画企業・法人は、2050年の「カーボンニュートラル社会の実現」に貢献することを目指し、CNLを世の中に広く認知させるとともに、投資機関による評価向上や国内各種制度における位置づけの確立に向けて取り組みを推進してまいります。

▼詳しくはこちらから
https://www.tokyo-gas.co.jp/letter/2021/03/20210312.html

東京ガスグループはこれからも「CO2ネット・ゼロ」に挑戦し、脱炭素社会への移行をリードしてまいります。

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