東京ガスグループトピックス

医療機関初!カーボンニュートラル都市ガス導入◆学校法人順天堂様

2022年2月28日

※撮影時のみマスクを外しています。

東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」において、東京ガスグループの事業活動全体で、お客さま先を含めて排出するCO2をネット・ゼロにすることに挑戦すると掲げています。

その一環として、東京ガスでは「カーボンニュートラル都市ガス ※」の導入を推進しています。

本日はその中から、学校法人順天堂様の事例をご紹介します。

医療機関初!学校法人順天堂様での導入

順天堂大学 本郷・お茶の水キャンパス (東京都文京区)
 

2021年11月、順天堂の4つのキャンパス(本郷・お茶の水キャンパス、さくらキャンパス、浦安キャンパス、三島キャンパス)と6つの附属病院(順天堂医院、静岡病院、浦安病院、順天堂越谷病院、順天堂東京江東高齢者医療センター、練馬病院)におけるカーボンニュートラル推進に向けて「CO2削減ロードマップ策定に関する契約書」と「カーボンニュートラル都市ガス(以下「CN都市ガス」)供給に関する契約書」を締結しました。2021年12月より、本郷・お茶の水キャンパスにおいて、東京ガスのCN都市ガスを導入しており、年間約6,500tのCO2削減に貢献します。

東京ガスが医療機関にカーボンニュートラル都市ガスを供給するのは本件が初めてとなります。

カーボンニュートラルLNG(CNL)ロゴ

学校法人順天堂・順天堂医院さまのコメント

学校法人順天堂
左から
総務部 文書・広報課 係長 松浦様
総務部 総務課 小野寺様
総務局 施設部 施設課 猿渡様
※撮影時のみマスクを外しています。

学校法人順天堂では、教職員・学生一人ひとりがカーボンニュートラルの推進に向け、4Rに対して高い意識を持ち(※1)、積極的なエコへの取り組みを加速すべく「循環型エコキャンパスホスピタル」の実現を目指しております。

また「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション(※2)」にも参画するなど、脱炭素へ向けて本格的に取り組んでおります。今回、東京ガスさまよりご紹介頂いたカーボンニュートラル都市ガスの導入もその一環です。

CO2削減ロードマップ策定のイメージ

医療機関においては、エネルギーを多消費するため、カーボンニュートラルの推進との両立が課題となりますが、キャンパスを含めた法人全体での「CO2削減ロードマップ」を策定し、更なるカーボンニュートラルの推進へ向けた取り組みに励みます。

また、本郷・お茶の水キャンパスでは、新研究棟(7号館)において環境性能認証LEEDのNew Construction版のプラチナ認証を、国内の大学施設として初めて取得しています。

  • ※1:
    4R(フォーアール)とは
    順天堂大学は、エコへの取組みにおいて重要なアクションであるReduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)、Replace(リプレイス)の頭文字の4つのRを4R(フォーアール)と呼んでいます。
  • ※2:
    文部科学省、経済産業省、環境省主催「カーボンニュートラル達成に貢献する大学等コアリション」に参加

東京ガス都市エネルギー事業部 担当のコメント

東京ガス 都市エネルギー事業部 田井
※撮影時のみマスクを外しています。

この度お客さまより、脱炭素について取り組みを検討したいとのお話しを頂き、法人としても「循環型エコキャンパスホスピタル」「コアリション参加」等の環境の取り組みを率先して行っている順天堂さまへ、東京ガスとしてご協力させて頂きたい一心で、カーボンニュートラル都市ガス、また脱炭素に向けてのロードマップ策定のご提案をさせて頂きました。
その結果、法人とし脱炭素に貢献できること、また生徒への教育への一環にもなるとのことで評価頂き、ご採用に至りました。

今後も、順天堂さまをはじめ多くのお客さまの目指す姿に寄り添いながら、お客さまと共により多くの価値を共創させて頂けるよう、業務に努めて参ります。

※「カーボンニュートラル都市ガス」とは?

「カーボンニュートラル都市ガス」は、天然ガスの採掘から燃焼に至るまでの工程で発生する温室効果ガスを、CO2クレジットで相殺(カーボン・オフセット)し、燃焼しても地球規模ではCO2が発生しないとみなすLNG(CNL)を活用したものです。

東京ガスが2019年に輸入を開始し、CN都市ガスとして日本で初めてお客さまに供給を開始しました。なお、対象となるCO2クレジットは、信頼性の高い検証機関が世界各地の環境保全プロジェクトにおけるCO2削減効果をCO2クレジットとして認証したものです。

「カーボンニュートラルLNGバイヤーズアライアンス」設立について

(2021年3月9日現在)

東京ガスは持続可能な社会の実現に向け、「カーボンニュートラルLNG(CNL)バイヤーズアライアンス」設立を発表しております。

本アライアンスは、持続可能な社会の実現に向け、カーボンニュートラルLNG(CNL)を調達・供給する東京ガスと購入する企業・法人が一丸となり、カーボンニュートラルLNG(CNL)の普及拡大とその利用価値向上の実現を目的として、2021年3月に設立したものです。本アライアンス参画企業・法人は、2050年の「カーボンニュートラル社会の実現」に貢献することを目指し、CNLを世の中に広く認知させるとともに、投資機関による評価向上や国内各種制度における位置づけの確立に向けて取り組みを推進してまいります。

東京ガスグループはこれからも「CO2ネット・ゼロ」に挑戦し、脱炭素社会への移行をリードしてまいります。

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