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「扇島パワーステーション」の3号機建設について

東京ガス株式会社
昭和シェル石油株式会社
株式会社扇島パワー
平成24年10月9日

 

   東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)と昭和シェル石油株式会社(社長:新井 純、以下「昭和シェル」)の出資による株式会社扇島パワー(社長:松本 隆司、以下「扇島パワー」)は、本日、「扇島パワーステーション」の3号機を建設することについて決定しました。

   扇島パワーステーションは、天然ガスという環境にやさしいクリーンエネルギーを利用し、省エネルギー性に優れたガスタービンコンバインドサイクルで電力を供給する天然ガス火力発電所です。2010年3月に1号機、2010年7月に2号機の運転を開始し、現在、約81万4千kWの発電能力を有しています。

   扇島パワーは、安定的かつ効率的な電力供給により電力需給逼迫の緩和に貢献するため、環境影響評価の手続きを完了している扇島パワーステーション3号機について、2012年11月に建設に着手し、2015年度中の運転開始を目指します。3号機は、最高効率約58%(低位発熱量基準・発電端)、発電能力約40.7万kWを予定しており、3号機の運転開始時には、扇島パワーステーションの発電能力は約122.1万kWとなります。

   東京ガスは、「チャレンジ2020ビジョン」で、国内発電事業を2020年までに300〜500万kW(他社持分含む)に拡大することを掲げており、本件はその実現に向けた取り組みの一環となります。

   一方、昭和シェルグループは、20万kW規模の卸電力事業(IPP)に始まった電力事業を、このたびの3号機の増設を通じて、エネルギーソリューション事業の分野において太陽電池事業と並ぶ柱として着実に強化してまいります。

   東京ガスと昭和シェルは、今後も扇島パワーステーションを活用し、環境にやさしく、かつ安定的で効率的な電力供給の実現に貢献してまいります。

現在の扇島パワーステーション

現在の扇島パワーステーション
(手前の設備が1号機、奥の設備が2号機)

株式会社扇島パワーの概要

会社名 株式会社扇島パワー
代表者 代表取締役社長 松本 隆司
本社所在地 神奈川県横浜市鶴見区扇島2番1
設立 2003年8月1日
資本金 53億5千万円(2012年9月末現在)
出資者 東京ガス(株)75%、昭和シェル石油(株)25%
事業内容 発電および電力の供給事業、電力の売買事業、蒸気・温水・その他エネルギーの供給事業 等

扇島パワーステーションの現況

発電方式 ガスタービンコンバインドサイクル発電
発電端出力 814,200kW(2012年9月現在)
(1号機、2号機 各407,100kW:気温5℃、発電端出力)
発電端効率 約58%(低位発熱量基準)
燃料 天然ガス
所在地 神奈川県横浜市鶴見区扇島2番1
これまでの経緯 2003年8月1日   株式会社扇島パワー設立
2007年1月4日   環境影響評価完了
2007年10月1日 着工
2010年3月31日 1号機運転開始
2010年7月12日 2号機運転開始

扇島パワーステーション3号機の概要(予定)

発電方式 ガスタービンコンバインドサイクル発電
発電端出力 407,100kW(1〜3号機合計1,221,300kW)
発電端効率 約58%(低位発熱量基準)
今後のスケジュール 2012年11月建設着手
2015年度中 運転開始
3号機予定地図
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