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代表取締役社長 岡本 毅 |
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3月11日に起きた東日本大震災によりわが国の社会・経済を取り巻く環境は大きく変化し、国のエネルギー政策をはじめとして大きな転換点を迎えています。天然ガス、そして天然ガスのトップランナーとしての東京ガスグループへの役割期待がますます大きくなる一方、当社グループとして天然ガスによる提供価値をさらに高め、国の経済発展、国民生活の向上にも貢献するという社会的使命や責務の大きさも改めて感じております。
原発事故と電力の供給不足問題を契機に、エネルギーを安全かつ安定的に供給する「エネルギーセキュリティ」に対する社会的要請が高まっており、原発に大きく依存しないエネルギー供給体制の構築が模索されております。また、円高や電力不足・エネルギーコスト上昇等により企業の海外移転の加速が懸念される中、産業空洞化を抑制するためにエネルギーコストの低減が国家的な課題となっております。さらには、環境の面からも、エネルギーシステムの革新が求められております。
当社グループは、これらの課題の解決に向けて、安全性、供給安定性、経済性、環境性を兼ね備えた優れたエネルギーである天然ガスの普及・拡大を通じてお役に立ちたいという強い想いの下、このたび「エネルギーと未来のために 東京ガスグループがめざすこと。〜チャレンジ2020ビジョン〜」を策定いたしました。
当社グループは、1969年にLNGを日本で初めて導入して以来、40年以上にわたって、天然ガスの普及・拡大に努めてまいりました。現在では、1000万件を超えるお客さまに対し、都市ガスとしての供給に加え、電力・熱供給などエネルギーまわりの付加価値を提供させていただいております。この間、ガス田からLNG基地、さらにはLNGタンカー、パイプラインを通じてお客さまに至る「LNGバリューチェーン」を形成してきており、今後は、社会の成長・発展への貢献とビジョンの実現に向けて、この「LNGバリューチェーン」を高度化し、お客さまに選択していただける価値を創造することで、「お客さまの豊かで潤いのある生活」「競争力ある国内産業」「環境に優しい安心できる社会」の実現を目指してまいります。同時に、企業の社会的責任(CSR)を自覚し、地域と共生を図りながら、公正で透明な経営を行うことにより、当社グループが目指すCSR経営を着実に推し進めてまいります。
今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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