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日立LNG基地の建設予定地に関する売買契約締結について

東京ガス株式会社
平成24年6月19日
広報部

 

   東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)は、このたび、2015年度の稼働開始を目指し建設の準備を進めている「日立LNG基地」(茨城港日立港区内、以下「同基地」)の建設予定地に関する売買契約を、土地の所有者である茨城県と締結いたしました。今後、土地の譲受に関する諸手続きを進め、本年7月下旬に同基地の建設工事に着手する予定です。

   東京ガスは、茨城県日立市の日立港区内に「日立LNG基地」を建設するとともに、県内各地の天然ガス需要にお応えするべく、同基地と栃木県真岡市にある既存のパイプラインを接続する「茨城〜栃木幹線」(茨城県日立市〜栃木県真岡市)を2015年度までに敷設する計画(以下、「本計画」)を進めています。本計画は、「2009年度〜2013年度グループ中期経営計画」において、将来を見据えた基幹インフラの積極的拡充策の一環として位置づけました。また、昨年11月に策定した「チャレンジ2020ビジョン」において、本計画を、2020年に向けた天然ガスの需要の増加に対応する製造・供給インフラの柱の一つとするとともに、東京湾内の既存3基地と同基地を連携することで、供給インフラ全体の安定性の向上を図るものと位置づけました。
   その後、昨年12月に、茨城県報において、日立港区の港湾計画の変更が公示され、日立港区第5埠頭地区にLNG基地が位置づけられるとともに、本年3月には、茨城県が同基地建設予定地の購入者を公募し、東京ガスはこれに応募いたしました。
   そして、6月15日に、茨城県議会において、同基地建設予定地に関する東京ガスと茨城県との売買契約について承認が下され、同日、東京ガスと茨城県は、正式に売買契約を締結するに至りました。
   東京ガスは、同基地について、7月下旬に建設工事の着手を予定しており、既に2012年1月に栃木県側から建設工事を着工した「茨城〜栃木幹線」とともに、2015年度の稼働開始を目指します。

   東京ガスは、天然ガスに対する役割期待が一段と高まる中、今後も天然ガスのトップランナーとして、天然ガスのもつ供給安定性、環境適合性、経済性、安全性、利便性等の価値を高め、国の経済発展、国民生活の向上にも貢献してまいります。

日立LNG基地の概要(予定)

建設予定地 茨城県日立市 茨城港日立港区内
設備概要 ・LNGタンク(23万kl、地上式1基)
・LPGタンク(5万kl、地上式1基)
・製造施設(LNG気化設備、3基)
・ローリー出荷施設
・大型桟橋(外航LNG船用受入設備) ほか
設備投資額 「茨城〜栃木幹線」を含めた総額で1,200億円程度
今後の主なスケジュール
2012年7月 建設工事着手
2015年度 稼働開始

参考1. 「チャレンジ2020ビジョン」における「2020年のインフラ整備の姿」

インフラ整備の地図

参考2. 建設予定地

予定地の地図
参考3. 日立LNG基地の完成予想図
以上
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