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ガスエンジン発電ユニットの発電効率が22.5%となり環境性・経済性がさらに向上した
新型ガス発電・給湯暖房システム「ECOWILL(エコウィル)」を発売します

東京ガス株式会社
広報部
平成18年9月25日

 

 東京ガス株式会社(社長:鳥原光憲、以下「東京ガス」)は、ガスエンジン発電ユニットの改良により発電効率が22.5%となり、環境性・経済性がさらに向上した新型のガス発電・給湯暖房システム(1kW家庭用ガスエンジンコージェネレーションシステム)『ECOWILL』を平成18年10月20日から発売します。
 本システムは、東京ガスと大阪ガス株式会社(社長:芝野博文)、東邦ガス株式会社(社長:水野耕太郎)、西部ガス株式会社(社長:小川弘毅)、株式会社ノーリツ(社長:神崎茂治)、株式会社長府製作所(社長:川上康男)が共同で開発したガスエンジンの排熱を利用する貯湯ユニットと、本田技研工業株式会社(社長:福井威夫)が、開発した1kWガスエンジン発電ユニットを組み合わせたものです。
 『ECOWILL』は、ガスで発電した電力を家庭内で使用するとともに、発電時に発生した排熱を有効に活用し、給湯やミストサウナ、温水床暖房、浴室暖房乾燥機などに利用するまさに「もったいない」を具現化したエネルギー効率の高いシステムです。
 今回の開発では、各メーカーと検討を重ね、発電効率の向上による環境性・経済性のさらなる向上と、設置性・デザイン性の改善を実現しました。
 これにより、より多くのお客さまにメリットをご享受いただける商品となりました。

 

新製品の特長

(1) 発電効率・総合エネルギー効率を向上

ガスエンジン発電ユニットは、エンジンの圧縮比アップ、発電機・インバータの損失低減などにより、発電効率が現行機の20%から1割以上向上し、22.5%まで向上しました。排熱利用効率を含めた総合エネルギー効率も、現行機の85%から85.5%に向上しました。(※1)
また貯湯ユニットも、発電効率向上による省エネルギー効果を最大限に実現できるように学習機能などを改善しています。

※1:数値は、LHV(低位発熱量基準)による表示

(2) 省エネルギーとランニングコスト低減を実現

従来システムと比較した1次エネルギーの削減量は、現行機の約19%削減から約21%削減、またCO2排出量も現行機の約29%削減から約32%削減へと拡大しました。
また、発電効率の向上などにより、ガス消費量が低減するとともに、発電時間の増加によりお客さまの購入電力量が削減でき、従来型の給湯暖房機システムを利用した住宅とエコウィルを利用した住宅とで比較したランニングコストは、現行機の年間約27,000円に加えて、さらに約3,000円程度の節約効果が生まれます。

当社試算値(戸建住宅4人家族での想定)
<従来型住宅> ガス給湯暖房機/ガス温水床暖房/ガスコンロ、暖らんぷらん適用。
<エコウィル住宅> ガス発電・給湯暖房機/ガス温水床暖房/ガスコンロ、発電エコぷらん適用。

(3) デザイン性・仕上がりの美観感を向上

ガスエンジン発電ユニットは、凹凸のないフラットな側面となりました。
また、本体正面は、黒ラインを入れることにより、引き締まった印象を醸し出すデザインとしました。さらに、配線接続位置を上部から下部へ移動することで、設置時の美観が向上しています。


 本商品は、870,450円(※2)と機能を向上しつつも、現行機と同価格に設定し、コストメリットを高めました。新築・既設の戸建住宅のお客さまへさらなる提案活動を展開してまいります。また、今後も引き続き、さらなる発電効率の向上を含めたシステム商品開発に積極的に取り組むことで、お客さまのご要望にお応えしてまいります。

※2:本体+リモコン価格および「10年間フルサポート」付、税込み

以上

お客さまからのお問い合せ先

「ECOWILL(エコウィル)」については、0120−593039(10:00〜17:00・土日祝を除く)
ホームページhttp://home.tokyo-gas.co.jp/hatsuden

製品外観写真

GFTシリーズ GCTシリーズ

参考

発電ユニットの仕様
品名 GEH-0106ARS-K
発電出力 1kW
排熱出力 2.8kW
電気方式 単相3線式 100/200V
効率 発電22.5%・排熱63.0%(LHV:低位発熱量基準)
発電20.3%・排熱56.9%(HHV:高位発熱量基準)
ガスの種類 都市ガス13A
最大ガス消費量 4.92kW(4,230kcal/h)
外形寸法(奥行×幅×高さ) H880×W580×D380
質量 82kg(運転時83kg)
騒音値 ※ 44dB(A)
エンジン形式 163CC 4サイクル水冷単気筒OHV
エンジン定格回転数 1,950rpm
耐久性 24,000時間
定期点検周期 6,000時間毎または3年毎に1回

貯湯ユニットの仕様
品名 GCT-C06ARS-AWQ GFT-C06ARS-AWQ
貯湯温度 約75℃ 約70℃
貯湯タンク容量 137L 150L
給湯 能力 24号(貯湯あり時)、20号(補助熱源機単独運転時)
減圧弁圧力 370kPa(3.78kgf/cm2)
追いだき 能力 12.0kW(10,300kcal/h)
暖房 能力 14.0kW(12,000kcal/h)高温(75℃)時
最大ガス消費量 43.6kW(37,500kcal/h) 41.6kW(35,800kcal/h)
外形寸法(奥行×幅×高さ) H1,700×W700×D400 H1,850×W700×D400
質量(満水時) 約93kg(約235kg) 約101kg(約256kg)
騒音値 ※ 48dB(A)
<暖房単独時47dB(A)>
48dB(A)
<暖房単独時46dB(A)>
リモコン 省エネルギーナビゲーション機能搭載
排熱利用 給湯・床暖房・浴室暖房乾燥 等
※ 騒音値は、JIS試験方法等に準じます

 

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