原料価格の変動とガス料金の調整について
東京ガス株式会社
広 報 部
平成15年10月29日
東京ガス株式会社は、「原料費調整制度」に基づき、平成16年1月〜3月検針分の従量料金単価(東京地区等)を、平成15年10月〜12月検針分に比べて1立方メートル(46.04655MJ)につき0.42円下方に調整させていただきます。
今回の調整は、平成15年7月〜9月の平均原料価格に基づくものです。
これにより、1ヶ月に50m3のガスをお使いになるモデル家庭で、平成15年10月〜12月検針分に比較して、21円(消費税別)ガス料金が下がります。
なお、平成16年1月〜3月検針分に適用するガス料金につきましては、当社支店等の店頭での掲示や12月の検針票であらかじめお客さまにお知らせいたします。
1.平成16年1月〜3月期ガス料金
(1)供給約款料金表(東京地区等)
(各月のご使用量に応じてA〜Fの各料金が適用されます。)
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料金表A |
料金表B |
料金表C |
料金表D |
料金表E |
料金表F |
月間使用量 |
0〜20m3 |
21〜80m3 |
81〜200m3 |
201〜500m3 |
501〜800m3 |
801m3〜 |
基本料金
(円/月) |
690 |
1,040 |
1,460 |
2,000 |
5,050 |
9,610 |
従量料金
(円/m3) |
128.84 |
111.34 |
106.09 |
103.39 |
97.29 |
91.59 |
(2)モデル世帯における影響
(円/月)
1ヶ月のご使用量
50m3 |
平成16年1月〜3月
適用料金 |
平成15年10月〜12月
適用料金 |
増減 |
消費税抜き |
6,607 |
6,628 |
▲21 |
消費税込み |
6,937 |
6,959 |
▲22 |
2.原料価格の変動
(円/t)
基準平均原料価格(a) |
27,160 |
平成15年7月〜9月 平均原料価格(b) |
29,060 |
|
L N G |
28,980 |
L P G |
34,940 |
差 額(b−a) |
1,900 |
注.LNG価格、LPG価格はともに通関統計値。
[参 考]原料費調整制度の概要
*為替レートや原油価格の変動等による原料価格の変動に応じて、3ヶ月毎にガス料金の従量料金単価(ガス1立方メートル当たりの単価)を調整する制度です。
*「基準平均原料価格(27,160円/t)」と「平均原料価格(四半期毎のLNG、LPGの輸入価格より算定)」との差額に基づいて、原料価格の変動100円につき、ガス1立方メートル当たり0.084円従量料金単価が調整されます。
*原料価格の変動については、LNG、LPGとも通関統計実績によります。
*料金の小幅かつ頻繁な調整や、大幅な変動を避けるための仕組みを設けております。具体的には、以下のとおりです。
・「基準平均原料価格(27,160円/t)」と「平均原料価格」との差額が1,360円以内である時は、ガス料金の調整は行われません。
・「平均原料価格」が43,460円(上限値)を越えた場合には、「平均原料価格」は43,460円であるとしてガス料金の調整を行います。
(参考資料)
原料費調整単価の計算
■平均原料価格の算定
LNG平均価格(通関統計値)28,980円/t × 0.9314
LPG平均価格(通関統計値)34,940円/t × 0.0591
+)
29,056.92
↓(10円未満四捨五入)
29,060円/t
■原料価格変動額の算定
29,060円/t − 27,160円/t = 1,900円/t
(100円未満切り捨て)
↓
1,900円/t
■料金単価調整額(m3あたり調整額)の算定
料金単価調整額 = +1,900円/100円 × 0.084(*)
= +1.59円(小数第3位切り捨て)
*変動額100円につき従量料金単価を1m3あたり0.084円調整します。
■モデル世帯における影響
(円/月)
1ヶ月のご使用量
50m3 |
平成16年1月〜3月
適用料金 |
平成15年10月〜12月
適用料金 |
増減 |
消費税抜き |
6,607 |
6,628 |
▲21 |
消費税込み |
6,937 |
6,959 |
▲22 |
*小数点以下切捨て
*モデル世帯料金の計算方法(消費税抜きの場合)
=基本料金(1,040円)
+従量料金(109.75円+1.59円
)× 50m3
↑
料金改定届出時の従量料金
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