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重要なお知らせ
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平成27年1月16日

群馬支社管内への供給ガスの熱量引上げに伴う
一部のお客さまへの自主的な点検作業の実施について

東京ガス株式会社


東京ガス株式会社は、群馬支社管内(高崎市・前橋市・藤岡市・渋川市)に供給しているガスを国際石油開発帝石株式会社(以下、INPEX)から受け入れております。2016年10月にINPEXが熱量を引き上げる※1ため、弊社は、熱量引上げに伴い機能を損なう恐れのあるガス機器等をご使用のお客さまを対象に、2015年1月から、ガス機器等の点検作業を実施いたします。
対象のお客さまには、下記のとおり事前に個別に訪問し、このたびの事情を説明するとともに訪問日時についてご案内の上、作業を実施いたします。
お客さまには大変ご迷惑をおかけすることとなりますが、主旨をご理解の上、ご協力賜りますようお願い申し上げます。

※1 熱量を引き上げる…ガスの「熱量」とは、ガスが燃えて発生する熱の量で、「発熱量」ともいいます。INPEXがこれまでより熱量の高いガスを多く混合することとなったため熱量が引き上がるものです。

1. 対象のお客さま

東京ガスをご使用の群馬支社管内(高崎市・前橋市・藤岡市・渋川市)のお客さま(約9万件)の内、熱量引上げにより機能を損なう恐れのある機器をご使用の以下のお客さまが対象となります。なお、以下の機器を使用していないお客さまにおかれましては、点検作業を行わなくとも、熱量引上げ後もこれまで同様にガス機器を使用できます。

機器の種類 対象 対象の台数
(最大数)
家庭用機器
  • 不完全燃焼防止機能※2の無い小型湯沸器・CF式※3風呂釜・CF式湯沸器・バフラー付FE式※3湯沸器
  • 金網ストーブ
224
業務用厨房機器 そば釜、麺ゆで器、フライヤー、食器洗浄機、パン釜、ピザオーブン 2,250
GHP ガス種12A仕様機器 3,104
その他 蒸気ボイラー、工業炉、吸収式冷温機、温水ボイラー、ガスエンジン、熱量式のサーマルフローメーター※4 1,272
※2 不完全燃焼防止機能…不完全燃焼する状態に至った場合に当該ガス機器へのガスの供給を自動的に遮断し燃焼を停止する機能。
※3 CF式、FE式…燃焼用の空気を屋内から取り、燃焼排ガスを排気筒で屋外へ排出するガス機器のタイプ。(別添図参照)
※4 サーマルフローメーター…メーター内に搭載されている熱式流量センサーによりガスを計量する推量式のガスメーター。

2. お客さまへのお知らせ

対象の可能性のある全てのお客さまを1月19日(月)から順次、個別に訪問し、このたびの点検作業の実施日時ならびに内容等についてお知らせします。その後、個別に訪問し、点検作業を実施してまいります。なお、弊社のインターネットホームページhttp://www.tokyo-gas.co.jp/にも本件について掲載します。

3. 点検作業の内容

弊社の社員および販売会社(エネスタ)の作業員が、事前にご案内した日時に対象のお客さまを個別に訪問し、点検作業を無償で行います。

(1) 作業内容 対象となる機器であることを確認の上、機器の機能の確認ならびに必要に応じた部品等の調整または交換作業を行います。
(2) 作業時間 30~60分

4. お客さまの問い合わせ先

(1)フリーダイヤル 0120-177-090
(2)受付開始日 2015年1月19日(月)
(3)受付時間 午前9時から午後5時
※土日祝日・年末年始は受付いたしません。

5. 熱量引上げについて

(1)新旧ガスの熱量

  標準熱量(単位:メガジュール※5 ガスの種類
現在のガス 43.14 13A
熱量引上げ後のガス 45 13A

※5 メガジュール…メガジュールは熱量を表す国際単位です。なお、熱量引上げ後のガスは弊社本店地区と同様の標準熱量になります。

(2)熱量引上げの理由

INPEXは国産の天然ガスの混合比率の高いガスを弊社に卸していましたが、熱量が高い輸入したLNGをこれまでより多く混合することから、熱量が高まるものです。

(3)熱量引上げ時期

2016年10月予定

別紙

CF式(自然排気式) FE式(強制排気式)

以上

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