東京ガス株式会社は、社員による経費の不正流用が判明したため、下記のとおり、社内処分を実施いたしました。
弊社といたしましては、このような事態が生じましたことを重く受け止めており、お客さまならびに関係者の皆さまの信頼を大きく損なう事態となりましたことを心からお詫び申し上げます。
今後、同様の事象が発生しないよう、再発の防止に取り組んでまいります。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。

記

1. 社内処分について

当事者である営業を担当している社員を5月9日付で懲戒解雇としました。

※管理者については、当事者を管理していた複数の社員に当時の管理状況について調査中です。

2. 発覚した不正流用について

弊社は、設計事務所の協力によりガス空調機器等の設置に至った場合に弊社から設計事務所に手数料をお支払しております。当事者は、2007年2月および2008年11月に弊社が支払った2件の当該手数料について、合計で1,402,800円を不正に流用していました。なお、発覚した件名以外の不正流用の有無を含め警察に相談しております。

3. 発覚の経緯について

本年1月に東京国税局より一部の取引に関連する照会があったため、ただちに社内調査を行った結果、4月に、このたびの事象が明らかとなったものです。

4. 再発の防止について

本件については社内で情報共有し、全社を挙げてコンプライアンスの徹底に努めてまいります。なお、現在、当時の管理状況について調査中のため、調査結果を踏まえ具体的な再発防止策を検討してまいります。