東京ガスグループトピックス

災害に強く安全な設備で都市ガスをお届けしています♪

2017年3月3日

お客さまの生活を支えている都市ガス。
どのようにしてみなさまのご家庭に届けられているかご存知ですか?! 
今回は「都市ガス供給の仕組みと安全対策」をご紹介します♪

都市ガスは、地中にあるガス導管を通ってみなさまのご家庭に運ばれています。
その仕組みは、私たちの体を流れる血液とよく似ていて、最初は太い管から、先の方に行くにつれて細くなり、細かく分かれて網の目のように広がっていきます。

遠くまで届くようにLNG(液化天然ガス)基地から高い圧力をかけて送り出された都市ガスは、高圧・中圧導管を通って徐々に圧力を下げながらみなさまのご家庭近くの地区ガバナ(整圧器)まで運ばれます。
そして、地区ガバナでさらに低い圧力にしたのち、低圧導管でみなさまのもとへお届けしています。

ガスをお届けするこれらの設備は地震・防災対策も万全です!
LNG基地から地区ガバナまでを結ぶ高圧・中圧導管には、阪神・淡路大震災や東日本大震災規模の地震にも耐えられる強度や柔軟性をもった「溶接接合鋼管」を。約6万Kmにもなるガス導管延長の約90%を占める低圧導管のうち新設する導管には、伸びが大きく破断しにくいポリエチレン管を採用しています。
また、東京ガスの供給エリア内に約4,000基ある地区ガバナに地震センサーを設置し、震度6弱相当以上の揺れを感知するとガス供給を自動遮断するシステムを導入しています。

東京ガスは、これからもみなさまに安心してガスをお使いいただくため、お客さまの安全を第一に考え、災害に強く安全なガス供給をめざして取り組んでいきます。

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