社長メッセージ

広瀬道明 近影

東京ガスグループはエネルギーの自由化、低炭素化、省エネの進展、デジタル化など取り巻く事業環境が激変する中、これらに的確に対応し、将来に向けた発展の礎を築くべく2017年10月にグループ中期経営計画「GPS2020~エネルギーと未来のために東京ガスグループができること」を策定しました。これは「ガス(G)」&「パワー(電力:P)」+「サービス(S)」を「×G(グローバル)」に展開していく、という計画であり、2011年11月に策定した「チャレンジ2020ビジョン」の集大成と位置付けています。

この「GPS2020」を確実に遂行していくために、以下の4つの点を特に意識しながら推進してまいります。

1点目は、激動の時代をチャンスと捉え、「常識にとらわれず変革に挑戦し続ける」ということです。自由化の時代には、これまで想像できなかった新たな商品やサービスが生まれます。私たちもこれまでにない発想で考え、実行に移していきます。まずは挑戦し、迷ったら前進する組織をつくりあげ、新たな価値に挑戦し続けることで、「日本一の総合エネルギー企業グループ」を目指したいと思います。

2点目は、「現場第一線が変革をリードする」ということです。新たな事業は、お客さまニーズの把握と技術やビジネスモデルの構築といったシーズとが相まって生み出されます。私たちには132年にわたり築き上げた1150万件のお客さまとの接点という強みがあります。お客さまニーズを肌で感じること、そしてデジタル技術も活用することで、新しいサービスや事業の創造および業務革新を推進していきたいと思います。

3点目は、「多様なビジネスパートナーとの連携」が一層重要になるということです。当社はこれまでも、事業環境の変化に応じて多くのビジネスパートナーとの関係を築き、それを活かしながら事業を展開してきました。今後、取りまく環境が大きく変化する中にあって、グループの目指すGPS×Gを具現化していくには、従来以上に他社との連携が重要となります。ベンチャー企業も含む多種多様な企業との連携を、これまでの発想に固執することなく、積極的に模索していきたいと思います。

4点目は、「多様な人材の活躍」です。「GPS2020」は東京ガスグループに様々な活躍の場を提供します。デジタル分野、新サービス、より専門化する電力ビジネス、海外事業など、それぞれの分野で必要な多様な人材が活き活きと働ける企業グループを目指したいと思います。

東京ガスグループの最大の強みは、132年間の歴史の中でお客さまをはじめとするステークホルダーの皆さまと培ってきた「安心、安全、信頼」のブランド価値です。保安の確保、安定供給はもとより、コンプライアンスに留意し、誠実にお客さまと向き合うことで、今後ともこのブランド価値を守り続ける所存です。引き続き皆さま方のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2018年4月

代表取締役社長

内田 高史