社長メッセージ

広瀬道明 近影

東京ガスグループは1885年の創立以来、130年にわたり首都圏を中心とした地域への都市ガス供給を通じて、お客さまの豊かな暮らしや社会の発展を支えてまいりました。

1969年には日本で初めてLNG(液化天然ガス)を導入し、その後半世紀近く「LNGのパイオニア、天然ガスのトップランナー」としてLNGバリューチェーンの確立・強化と天然ガスの普及・拡大に努め、国内外からも大きな評価を得ています。

東日本大震災を経て2011年11月に策定・発表した「チャレンジ2020ビジョン」では、このLNGバリューチェーンの一層の高度化を図り、日本の「エネルギーセキュリティーの向上、エネルギーコストの低減、エネルギーシステムの革新」に貢献するとともに、東京ガスグループの持続的な成長・発展を目指すこととしています。

「チャレンジ2020ビジョン」をホップ(2012~14年度)、ステップ(2015~17年度)、ジャンプ(2018~20年度)の三段階に分けると、今年度はステップ期の2年目にあたります。ジャンプ期への飛躍台となるため、ビジョン実現にしっかりと道筋をつける大変重要な年であり、「総合エネルギー事業の進化」「グローバル展開の加速」「新たなグループフォーメーションの構築」という三つのテーマを設定し、これに積極果敢に取り組んでいるところです。

いよいよ、この4月から家庭向けを含めた電力小売りの全面自由化がスタートし、来年4月にはガス小売りの全面自由化も実施される予定です。このような時代の変革期にあたり、昨年10月には東京ガスグループの目指す姿を表す新しいコーポレートメッセージとして、「あなたとずっと、今日よりもっと。」を策定しました。

日本のエネルギー業界そのものが大きく変わろうとしている中、東京ガスグループは今年1月から電力販売の予約受付をスタートさせるなど、しっかりと時代のニーズに応え社会の発展に貢献するべく、グループの総力を挙げスピード感を持って大胆に挑戦を続けてまいります。

その一方で、130年にわたって大切にしてきた「安心・安全・信頼」のブランド価値を礎に、お客さまの安心・安全を確保しお客さまや社会からより一層の信頼をいただけるよう、グループ一丸となってひたむきに努めてまいります。

東京ガスグループは、今後も「豊かで潤いのある暮らし、活力に溢れ競争力のある産業、環境に優しい安心できる社会」の実現に貢献するとともに、企業の社会的責任を自覚し、地域と共生を図りながら公正で透明な経営を行ってまいります。引き続き皆さま方のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2016年4月

代表取締役社長

広瀬 道明