東京ガス株式会社は、関係会社である株式会社キャプティ(東京ガス100%出資子会社、本社:東京都品川区東五反田5-22-27、社長:杉山昌樹)に、お客さまから依頼されたガス設備工事を発注しております。このたび、ガス設備工事の受付時に登録したお客さま情報の一部(工事番号、住所、氏名)が、(株)キャプティが工事図面の作成を依頼している外部システム会社のサーバーを経由して、誤ってインターネットサイト上に公開され、本年1月20日から2月23日の期間、外部からアクセスすることで154件のお客さま氏名ならびに住所が閲覧できる状態となっていたことが判明いたしました。
東京ガス株式会社ならびに株式会社キャプティといたしまして、お客さまに大変なご迷惑ならびにご心配をおかけすることになりましたことを心からお詫び申し上げます。
(株)キャプティでは、ガス設備工事図面の作成の一部を外部のシステム会社に発注しており、その際、厳重な管理のもとで取扱うことを事前に取り決め、工事受付時に登録したお客さま情報を共有しております。
このたびの事象は、(株)キャプティの社員から、業務用携帯端末を利用して工事業務の管理を行うソフトの製作について相談を受けたシステム会社が、図面作成用に共有したお客さま情報のうち209件を試作ソフトのテストのために無断で目的外に使用したもので、その試作ソフトについて外部に公開する設定となっていることに気付かずに、本年1月20日に、インターネットに接続された自社サーバーに保管したことから発生したものです。なお、誤って公開されたお客さま情報は、55件が建物名称と住所の記載で、154件がお客さま氏名と住所の記載となっておりました。
本事象は、本年2月20日に、東京ガスの関係会社の社員が、業務のため、インターネット上で(株)キャプティの情報を検索した際に気がついたもので、連絡を受けた(株)キャプティでは、同日、お客さま情報が誤って公開されたシステム会社のサーバーの閉鎖を行うとともに、検索サイトにおけるデータの削除の依頼を行い、現時点で誤って公開したデータが削除されていることを確認しております。
またこれまでに、当該システム会社のサーバーへ第三者により2回アクセスされたことが確認されておりますが、いずれもダウンロードはされておりません。
東京ガス(株)ならびに(株)キャプティでは、該当するお客さまが全て特定できていることから、個別に連絡し、このたびの事情をご説明するとともに、お詫びをしております。
東京ガスグループといたしましては、お客さま情報の保護を極めて重要な事項と認識しており、このたびの事態の発生を真摯に受け止め、今後、同様の事態を発生させないよう再発の防止に全力で取り組んでまいります。
お客さまの大切な情報をインターネット上で誤って公開する事態となり、大変なご迷惑、ご心配をおかけすることになりましたことを重ねてお詫び申し上げます。