東京ガス株式会社(社長:内田 高史、以下「東京ガス」)は、メキシコ西海岸に位置するエナジアコスタアズールLNGプロジェクト(以下「本プロジェクト」)からの液化天然ガス(以下「LNG」)の売買に関して、センプラエナジー社(President & COO:ジョセフ・ハウスホルダー、以下「センプラ社」)の子会社であるインフラエストルクトゥーラ・エネルヘティカ・ノヴァ社(CEO:タニア・オルティズ・メニア・ロペス・ネグレッテ)及びセンプラエルエヌジーアンドミッドストリーム社(President & CEO:オクタヴィオ・サイモス)と、新たに基本合意書を締結しました。この合意により、東京ガスはメキシコから初めてLNGを調達することになります。
本プロジェクトは、メキシコ西海岸にて操業中のエナジアコスタアズールLNG受入基地に新たな天然ガス液化プラントを建設し、米国産由来の天然ガスを同基地にて液化し、年間1,400万トンまでのLNGを生産及び輸出するプロジェクトです。このうち、東京ガスは、商業運転開始から20年間、年間約80万トンのLNGをFree on Board(本船積地渡し)にて購入します。
メキシコ西海岸は、日本への所要航海日数が11日程度であり、距離的にも至近に位置します。また、仕向地が自由であること、米国産天然ガスハブ指標を導入することで、長期・安定的に価格競争力と柔軟性のある調達が期待できます。
センプラ社は、米国最大の顧客基盤をもつユーティリティー企業であり、今後、日本で同様の顧客基盤を持つ当社とのシナジーが期待できる事業分野において、協業の可能性も視野に、関係を構築していきます。
東京ガスは、1969年11月4日に日本で初めてLNGを導入しました。2019年、LNGは導入50周年を迎えます。私たち東京ガスグループは、これからも安心してお使いいただけるエネルギーをみなさまにお届けしてまいります。
 |
 |
LNG売買契約に関する基本合意書の概要 |
|
|
売主 |
: |
インフラエストルクトゥーラ・エネルヘティカ・ノヴァ社と
センプラエルエヌジーアンドミッドストリーム社 |
買主 |
: |
東京ガス株式会社 |
契約期間 |
: |
商業運転開始から20年間 |
契約数量 |
: |
約80万トン/年 |
受渡条件 |
: |
Free on Board(本船積地渡し、仕向地自由) |
 |
 |
センプラエナジー社の概要 |
|
|
設立 |
: |
1998年 |
本社 |
: |
アメリカ サンディエゴ |
代表者名 |
: |
President & COO ジョセフ・ハウスホルダー |
従業員数 |
: |
約20,000名 |
企業概要 |
: |
全米で25百万件、全世界で40百万件のガス・電力の顧客を持つ
エネルギー・サービス企業。 |
※センプラエルエヌジーアンドミッドストリーム社は、センプラ社の100%子会社で、主にLNG液化基地の建設や操業を担うインフラ事業会社。
 |
 |
インフラエストルクトゥーラ・エネルヘティカ・ノヴァ社の概要 |
|
|
設立 |
: |
1996年 |
本社 |
: |
メキシコ メキシコ・シティ |
代表者名 |
: |
CEO タニア・オルティツ・メニア・ロペス・ネグレッテ |
従業員数 |
: |
約900名 |
企業概要 |
: |
メキシコにて、エネルギー・インフラ事業を行うセンプラ社の子会社。 |
 |
 |
地図 |
|
|
参考資料
 |
 |
「LNG50th」記念ロゴおよび特設サイトについて |
|
|
1969年11月4日。東京ガスは、日本で初めてLNG(液化天然ガス)を導入しました。
日本の産業や人々の暮らしを支えるエネルギーを、長期間安定して供給するために。
それは環境に配慮したクリーンなエネルギーだから。
そんな強い想いからはじまった一大プロジェクトでした。
2019年、LNGは導入50周年を迎えます。
これを機に「LNG50th」記念ロゴを制作すると共に特設サイトを開設しました。
これまでも、これからも。
私たち東京ガスグループは、安心してお使いいただけるエネルギーをみなさまに届けていきます。
 |
 |
記念ロゴ |
「LNG導入50周年」の歴史をのせて次なる半世紀もエネルギーの未来のために、新たな歴史を切り拓いていくという決意を込めています。
ヨコ |
タテ |
 |
 |
「LNG導入50周年」をテーマにした企業コミュニケーションの情報集約の場として、特設サイトを期間限定で開設します。50年前のLNG導入の経緯や現在の取り組みなどについて、随時更新していきます。
※2018年10月1日~2019年12月31日の期間、記念ロゴを活用し、特設サイトを開設します。
以上