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※本件は、東京ガスグループの東京ガスエンジニアリングソリューションズによるリリースです。

新宿地域冷暖房センターの環境性能向上工事の完了について※

東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
平成30年10月15日

 

東京ガスエンジニアリングソリューションズ(社長:髙木 信以智、以下「TGES」、東京ガス株式会社100%出資子会社)は、2012年より新宿新都心の環境性能向上とBCP強化を目的に、地域冷暖房として供給床面積が世界最大級の「新宿地域冷暖房センター」(以下「新宿地冷」)のリニューアル工事を実施してきました。このたび、7,800kWのガスエンジンコージェネレーションシステム(CGS)2基および廃熱を活用する吸収式冷凍機(ジェネリンク)2式などの環境性能向上工事について完了し、東京都庁をはじめとする高層ビルなど22箇所に向けて熱供給を開始しました。本工事により、年間約14,000t(2016年度販売熱量基準で更新前後を比較)のCO2を削減できる見通しです。

なお、TGESは、新宿新都心の更なるBCP強化を目的に、大規模災害による停電時に、ガス中圧導管からの都市ガスを使用したガスコージェネレーションの稼働により、温熱は最大需要時の全量を、冷熱は最大需要時の1/3を供給可能とするBCP強化工事も進めています。

TGESは、これまでに培ってきたユーザーズノウハウに基づくエンジニアリングソリューションの提供を通じて、省エネルギー化、省コスト化、エネルギーセキュリティ向上を実現し、国内外で環境に優しく、安心・安全なまちづくりに引き続き貢献してまいります。

システムフロー

ガスエンジンCGS ジェネリンク
電動ターボ冷凍機 貫流ボイラー

【参考】新宿地域冷暖房センター 概要(下線が今回のリニューアル対象)

開設 1971年
供給床面積 226万平方メートル
供給件数 22か所
供給能力 冷熱:214,720kW(61,000RT)
加熱:139,055kW
発電能力 20,100kW(プラント内消費、新宿パークタワー、都庁送電)
主要供給設備 ボイラー 60t(水管)×2基
30t(水管)×1基
6t(貫流)×3基
冷凍機10,000RT(蒸気タービン駆動冷凍機)×3式
5,000RT(電動ターボ)×4式
4,000RT(蒸気タービン駆動冷凍機)×1式
3,000RT(蒸気タービン駆動冷凍機)×1式
2,000RT(蒸気吸収機)×2式
1,000RT(ジェネリンク)×2式(予冷機のため供給能力に含まず)
CGS7,800kW(ガスエンジンCGS)×2基
4,500kW(ガスタービンCGS)×1基

【参考】東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 会社概要

設立 2015年4月1日
資本金 100億円(東京ガス株式会社100%出資)
代表名 代表取締役 社長執行役員 髙木 信以智(東京ガス株式会社 執行役員)
主な事業 LNG受入基地、高中圧導管、ガス供給設備、発電設備、エネルギー利用設備等のエネルギー関連設備の計画・設計・施工・オペレーション・メンテナンス、関連する機器等の販売に関する事業、マッピング・周辺業務に関する事業(ソフト開発・販売、データ構築・更新、機器販売等)、オンサイト・エネルギーサービス事業、地域冷暖房事業など
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