東京ガス株式会社は、消費生活用製品安全法※1により定められた、長期使用製品安全点検制度に基づく法定点検(有償)のお知らせを本年12月から初めて開始いたします。
同制度では、お客さまからのご要望に基づき法定点検を行うため、弊社は点検の開始にあたり、対象のガス機器を設置する際に所有者票によりご登録いただいたお客さまへ「特定保守製品の法定点検のお知らせ」ハガキを、本年12月12日から順次発送し、点検を受けていただくようお願いしてまいります。
※1… |
消費生活用製品による一般消費者の生命または身体に対する危害の防止を図るための措置を講じ、一般消費者の利益を保護することを目的とするもの。2007年に改正され、長期使用製品安全点検制度が設けられた。 |
長期使用製品安全点検制度は、2007年2月の小型湯沸器の事故など、経年劣化が原因の重大事故が発生したことを受け、2009年4月1日に施行されました。同制度では、消費者自身による保守が難しく、経年劣化による重大事故の発生のおそれがある製品を特定保守製品※2と定め、当該製品について設定された設計標準使用期間※3の終期前後の定められた期間内に、法令に基づいた点検を行うことを求めております。
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消費生活用製品のうち、経年劣化により安全上支障が生じ、一般消費者の生命または身体に対して特に重大な危害を及ぼすおそれが多いと認められる製品であって、使用状況等からみてその適切な保守を促進することが適当な9製品を指定。都市ガスを使用する製品では、屋内式ガス瞬間湯沸器と屋内式ガスふろがまの2製品が指定されている。 |
※3… |
標準的な使用条件の下で使用した場合に、安全上支障なく使用することができる期間。製品ごとに設定されている。弊社ブランド品の特定保守製品の設計標準使用期間は10年。 |
弊社では、設計標準使用期間の終期の前後1年(計2年間)を点検期間と定め、「特定保守製品の法定点検のお知らせ」ハガキを点検期間の開始2ヵ月前に発送します。
弊社は、同制度が施行される2ケ月前の2009年2月から、対象のガス機器を設置するお客さまの所有者票による登録を開始しており、このたび、2018年2月に点検期間の開始を迎えるお客さまから、順次、お知らせハガキを発送し、期間内に点検(有償)を受けていただくようお願いしてまいります。また、お客さまから点検のご要望をいただいた場合には、法令に基づいた点検を確実に行ってまいります。
東京ガスは、今後も法定点検や自主点検をはじめとした各種点検を確実に実施し、お客さまに安心してガスをご使用いただけるよう、「保安の確保」に努めてまいります。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
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1. 対象の製品と登録されている台数・登録率 |
屋内に設置されているガス瞬間湯沸器及び、ガスふろがまの2製品(都市ガス使用製品)
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対象台数:約39万3千台(2017年9月時点)
内訳:屋内式ガス瞬間湯沸器約29万8千台、屋内式ガスふろがま約9万5千台 |
(2) |
所有者票による登録率:約86% |
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2. 長期使用製品安全点検制度の流れ(東京ガスの場合) |
(1)各事業者とお客さま間の流れ
(2)お客さまへのお知らせハガキの発送と点検期間
(例)2009年4月製造品の場合 点検期間:2018年4月~2020年3月
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3. 主な点検内容(有償) |
同制度で定められた資格を有している弊社の販売店の東京ガスライフバル、エネスタ、エネフィットの作業員が機器ガス漏れ、水漏れ、作動確認、燃焼排ガス調査、外観調査などの点検を行います。
(所要時間) |
約40~60分 |
※機器により異なります。 |
(点検費用) |
小型湯沸器 |
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7,800円(9,800円) |
FE、FF機器 |
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8,200円(10,300円) |
CF、BF機器 |
: |
8,500円(10,600円) |
※税抜き。( )内は、日・祝日料金 |
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4. お客さまへのお願い |
「特定保守製品の法定点検のお知らせ」ハガキが届いたお客さまは、記載の内容をご確認ください。法定点検をご要望の場合は、同ハガキに記載のお問い合わせ先までご連絡をいただき、期間内に点検を受けていただきますようお願いいたします。既に対象機器を廃棄されている場合は、お手数ですが東京ガスまでご連絡ください。
また、「機器から異常音が聞こえる」「配管から水漏れがある」など機器に異常を感じたら、すぐにご使用をやめ、東京ガスまでご連絡ください。
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5. お問い合わせ先 |
東京ガスお客さまセンター
TEL:03-3344-9199(月~土9時~19時 ※日・祝日、年末年始を除く)
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6. 対象の特定保守製品の確認方法 |
「特定保守製品の法定点検のお知らせ」ハガキに記載されている対象製品を確認するには、以下をご参照ください。
(「特定保守製品の法定点検のお知らせ」ハガキのイメージ)
(対象機器に貼付されている特定保守製品ラベルのイメージ)※ハガキの機器情報と合致するかご確認下さい。
(特定保守製品ラベル貼付位置例)
当社ブランド品は、本体に当社のロゴ(「 」)があります。当社ロゴがない場合は、特定保守製品ラベルに記載の製造事業者にお問い合わせください。
■小型ガス湯沸器ラベル貼付位置例
■ガスふろがまラベル貼付位置例
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