東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)都市生活研究所※1は、都市生活レポート東京ガスの「浴育のすすめTM」※2『疲労タイプ別おすすめ入浴法 ~毎日元気でいたい、あなたへ~』を発行しました。
入浴は、欠かせない生活行為の一つであり、生涯続くものです。東京ガスは、幼い時期から高齢期までライフステージに合わせた効果的な入浴方法やお風呂の楽しみ方について、「浴育のすすめTM」として提案しています。
今回のレポートでは、「疲労」に着目し調査を実施しました。疲労意識と実態に関するアンケートの結果から疲労のタイプを5つに分類し、それぞれの特徴をまとめました。また、疲労の緩和方法として睡眠の次に多く行われている「入浴」について、タイプ別に疲労の予防・緩和に効果的な入浴法を提案します。
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東京ガス都市生活研究所は、1986年に社内シンクタンクとして設立されて以来、生活者の立場から食生活や入浴、家事、室内環境など、エネルギー利用に関わる暮らしのあり方を考え、提言することを目的に研究を行っています。 |
※2 |
「浴育のすすめ」は東京ガスの登録商標です。(登録第5307196号等) |
都市生活レポート 東京ガスの「浴育のすすめTM」『疲労タイプ別おすすめ入浴法 ~毎日元気でいたい、あなたへ~』は、以下の都市生活研究所ホームページよりダウンロードが可能です。
http://www.toshiken.com/report/hot37.html
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概要 |
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レポート名 |
東京ガスの「浴育のすすめTM」
『疲労タイプ別おすすめ入浴法 ~毎日元気でいたい、あなたへ~』
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内容 |
■疲労のタイプを5つに分類した。
タイプ |
構成比 |
特徴 |
仕事頑張りすぎ |
6% |
20~40代に多い。実際に労働時間も長い人たち。 |
隠れ疲労 |
35% |
20~30代男性に多い。食事等に気をつかっていない。 |
疲れ慢性 |
31% |
何となくいつも疲れている人たち。 |
疲れコントロール |
19% |
40代以降で多く、既婚者が多い。 |
疲れ予防 |
9% |
心身ともに健康で、積極的に自己管理している。 |
■働いている方の疲労の意識と実態
- 20代~50代の働いている方の約6割が“からだ”も“こころ”も疲れていると感じている。
- 疲労の要因は、「仕事の量や時間」「職場の人間関係」のほか、複数の要因が影響している。
■疲労の対処方法の実態
- 実践している疲労の対処方法は1位:睡眠、2位:入浴、3位:テレビを観る。身近で手間のかからない対処方法が行われている。
■疲労の予防・緩和のための入浴方法
- 肩まで湯船につかる全身浴習慣は、睡眠の質を良くする。良い睡眠を得るために、(1)就寝直前には40℃以上の熱いお湯につかることを避ける、(2)就寝の2~3時間前に40℃10分程度で肩まで湯につかる全身浴を行うと良い。
- 40℃10分程度の全身浴は、肩こり緩和の効果が期待できる。また、注意力の低下にも40℃10分の全身浴がおすすめ。
- 朝すっきり目覚めたい方には、全身浴よりもシャワー浴が効果的。また、熱めのシャワーを目に当てることで、眼精疲労の緩和が期待できる。
【入浴による疲労の予防・緩和方法(タイプ別)】

上記の方法はどのタイプにも効果があるが、よりお薦めしたいタイプに、◎、〇を記載した。
■疲労タイプ判定ツール
- 自分に適した入浴法を選ぶために、簡易的に自分の疲労タイプを知る。
【疲労タイプ判定ツール ~12の質問と判定チャート~】
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調査概要 |
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調査方法 |
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インターネット調査 |
調査時期 |
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2016年1月~2月 |
調査対象 |
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一都三県(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住 20歳~59歳 就労者709名 |