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プレスリリース

「IT特別賞」の受賞について

東京ガス株式会社
平成29年11月20日
広報部

 

東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)は、本日、公益社団法人 企業情報化協会(以下「IT協会」)主催の平成29年度(第35回)IT賞において、当社の災害復旧支援システムTG-DRESS(以下「TG-DRESS」)の開発と活用を通じた事業継続に対する信頼度の向上と全国的な災害復旧への貢献が評価され、「IT特別賞」を受賞しました。

IT賞は、“ITを高度に活用したビジネス革新”に取り組み、成果を挙げた企業等に対してIT協会から授与される賞です。今回当社が受賞した「IT特別賞」は、活動内容において他社には無い際立った特徴や先駆的な技術を活用し成果を挙げたものに対し授与されるものです。

当社は東日本大震災の経験を機に、地震後のマイコンメーターの復帰・復旧開閉栓の作業進捗管理の支援を行うTG-DRESSを開発しました。自社で活用するとともに、一般社団法人 日本ガス協会(会長:岡本 毅)を通じて、加盟他社に対する提供契約を締結しました。
2016年の熊本地震では、西部ガス株式会社(社長:酒見 俊夫)の復旧作業にTG-DRESSを当該エリアで利用できる形で提供しました。マイコンメーター開閉栓の応援部隊として派遣された多数のガス事業者作業員がこのシステムを活用し、迅速な復旧完了に寄与したことが高く評価され今回の受賞に至りました。

東京ガスは、これからもITを活用したビジネス革新に取り組み、お客さまに安心してガスをお使いいただけるよう、「安定供給」、「保安の維持・向上」および「都市ガスの普及拡大」に努めるとともに、お客さまの豊かな暮らしづくりに貢献してまいります。

災害復旧支援システムTG-DRESSの概要

  • 災害発生時、一時的にガス供給を停止した際、お客さま宅に作業員が訪問してマイコンメーターの復帰・復旧開閉栓の作業を行い、作業結果を現場で報告するためのシステムです。携帯電話やスマートフォン、タブレット、PCを活用します。
  • 本システムはWebアプリケーションとして作られており、災害復旧の環境下において技術や設備に過度に依存することなく、応援作業員なら誰でもいかなる端末からも現場から閲覧・入力可能なシンプルで操作しやすい仕組みとなっています。
  • 従来は紙の作業票であったため1日の作業終了後に別途集計作業および翌日の計画作業が必要でしたが、作業進捗をほぼリアルタイムで把握出来るようになりました。
    迅速・精確な進捗管理によって、翌日の作業計画を効率的に策定出来るようになり、作業進捗に関するプレスリリースも即日実施出来るようになりました。

以上

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