東京ガス株式会社
東京ガスアメリカ社
平成29年5月8日
東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)100%出資子会社の東京ガスアメリカ社(社長:山下 俊二郎)は、このたび、米国テキサス州においてガス等の開発を行うためにキャッスルトン・コモディティズ・インターナショナル社(以下「CCI社」)が設立したキャッスルトン・リソーシズ社(以下「CR社」)の株式30%を取得*1(以下「本取得」)しました。本取得により、CR社を通じて米国でのガス開発事業の権益を保有することとなります。
東京ガスが米国にてガス開発事業会社へ出資するのは初めてとなり、ガス開発事業に参画するのは3件目となります。
CR社は、テキサス州東テキサスに約660km2の鉱区を保有しており、ヘインズビル層におけるシェールガス開発事業や、コットンバレー層におけるタイトサンドガス開発事業等を、傘下の操業会社を通じて行っています。CR社持分のガスおよび天然ガス液*2の現在の生産量は約238百万立方フィート/日(ガス相当量)であり、米国内市場に販売しています。
東京ガスグループは、「チャレンジ2020ビジョン」で掲げている、上流事業のさらなる拡大、および海外におけるLNGバリューチェーン構築を目指し、今後も海外事業を積極的に展開してまいります。
*1:本取得においては、財務アドバイザーとしてモーリス社およびSMBC日興証券株式会社、法務アドバイザーとしてアンドリュース・カース社を起用いたしました。
*2:天然ガス液(NGL(natural gas liquids))の訳語。天然ガスから分離・回収した液体炭化水素で、常温・常圧では液体となるもの(コンデンセートなど)。
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東京ガスアメリカ社 社長 山下俊二郎のコメント |
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「メキシコ湾地域、特に東テキサスおよび北ルイジアナは、当社にとって重要な地域の一つであり、本エリアでCCI社およびCR社の優秀な経営陣と協業出来ることを大変喜ばしく思っております。今後、CR社におけるCCI社と当社のパートナーシップを通じて、本エリアでの成長を図るとともに、地域の成長に貢献してまいります。」
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キャッスルトン・リソーシズ社 CEO クレイグ・ジャークホーのコメント |
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「CR社は、東京ガスを新しいパートナーとして歓迎しており、この地域で更に成長していくとともに、ヘインズビル層を含む複数層の開発および操業の改善を通じて、資産価値を高めてまいります。」
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株式取得の概要 |
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売主 |
CCI・USアセットホールディングス
(「CCU」:CCI社の100%子会社) |
買主 |
TGイーストテキサスリソーシズ社
(「TGETR」:東京ガスアメリカ社の100%子会社) |
譲渡株式 |
CR社の株式(30%) |
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キャッスルトン・リソーシズ社の概要 |
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設立年月 |
2017年4月 |
本社所在地 |
米国テキサス州ヒューストン |
資本構成 |
CCU:70%
TGETR:30% |
事業概要 |
テキサス州東テキサスに保有する資産(ヘインズビル層・コットンバレー層他)の操業・開発 |
鉱区面積 |
約660km2(約160,000エーカー) |
生産量 |
約238百万立方フィート/日(ガス相当量) |
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キャッスルトン・コモディティズ・インターナショナル社の概要 |
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設立年月 |
2006年12月 |
本社所在地 |
米国コネティカット州スタンフォード |
事業概要 |
世界的なコモディティトレーディング会社。関連する上流資産や設備も保有 |
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東京ガスアメリカ社の概要 |
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設立年月 |
2013年2月 |
本社所在地 |
米国テキサス州ヒューストン |
社長 |
山下 俊二郎 |
設立資本金 |
100万米ドル |
資本構成 |
東京ガス100% |
事業内容 |
北米新規事業への投資および運営管理 |
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出資スキーム図 |
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キャッスルトン・リソーシズ社保有鉱区について |
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以上
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