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災害時にガスの供給状況を確認できるシステム
「TG-PROCESS(ティージープロセス)」の開発について

東京ガス株式会社
平成29年3月28日
広報部

 

東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)は、ガスの供給停止を伴う大規模な地震が発生した際に、お客さま※1がガスメーターの固有番号を入力することにより、当該ガスメーターの設置されている地域へのガスの供給状況を照会できるシステム「TG-PROCESS」(以下、「本システム」)を開発しました。
本システムは、本日から、ガスの供給停止を伴う大規模な地震が発生した際に稼働し、東京ガスのホームページからアクセスできる※2ようになります。

当社の供給エリア内では、お客さま宅に設置されているガスメーターが、震度5程度以上の揺れを感知し自動的にガスの供給を遮断※3した場合、お客さまご自身で復帰操作を行うことによりガスの供給を再開することができますが、当社が安全のために地域ごとにガスの供給を停止※3した場合は、お客さまご自身でガスメーターの復帰操作を行っても、ガスの供給を再開することはできません。そのため、東京ガスでは、大規模な地震が発生した際には、当社のホームページ等を通じて地域ごとのガスの供給状況を地図上に表示し、お客さまにお知らせすることとしております。
本システムの開発により、お客さまごとのガスの供給状況をご自身で照会し確認できるようになるため、お客さまがより明確にガスの供給状況を把握できるようになります。

東京ガスは、今後も、災害発生時の二次災害防止や、安全かつ速やかなガスの供給再開、お客さまへの迅速な情報提供等を通じて、お客さまの安心・安全な生活を支えるエネルギーセキュリティの向上に努めてまいります。

※1: 本システムは、東京ガスの供給エリア内(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県)でご自宅等に東京ガスのガスメーターが設置されているお客さまがご利用になれます。
旧千葉ガス、筑波学園ガスエリアのお客さまはご利用いただくことができません。
※2: 地震等の災害発生時には、専用のホームページトップ画面に切り替わり本システムへのアクセスができるようになります。平常時にはアクセスすることはできません。
※3: ガスの供給停止には、主にガスメーターにより自動的にガスの供給を遮断する仕組みと、東京ガスの供給エリア内に設置されている約4,000基の地震計が震度6程度の揺れを感知した場合に、地域ごとにガスの供給を自動的に遮断する仕組みがあります。

「TG-PROCESS」を通じてご提供できる情報の概要

1. ガスの供給状況

ガスの供給状況の表示パターン
『パターン(1)「現在供給中です。」』
ガスの供給を継続しており、ガスをご使用できます。

※ガスが出ない場合は、ガスメーターの復帰操作をすることで、ご使用できるようになります。

『パターン(2)「供給再開しています。」』
安全のためガスの供給を一時的に停止しましたが、安全が確認できたためガスの供給を再開しており、ガスをご使用できます。

※ガスが出ない場合は、ガスメーターの復帰操作をしていただくことで、ご使用できるようになります。

『パターン(3)「供給停止中です。」』
安全のため、ガスの供給を停止しています。供給再開まで今しばらくお待ちください。

※ガスメーターの復帰操作をしても、ガスはご使用できません。

2. ガスメーターの復帰操作方法(※一般型ガスメーターの場合)

(1)全てのガス機器を止める(屋外の機器も含む)
(2)ガスメーターの復帰ボタンのキャップを外す
(3)復帰ボタンをしっかり奥まで押し込み、ゆっくり手を離す
赤いランプが点灯した後、点滅が始まります。
(4)ガスを使わないで3分待つ
ランプの点滅が消えていたらガスが使えます。ガスが出ない時は、もう一度(1)から繰り返します。
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