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日本初「Uバスエアを搭載した通信端末」を活用した
ガスの消し忘れ見守りサービスの商用化を実現
~アパート・マンションオーナー向け「マイツーホー」提供先の拡大~

東京ガス株式会社
平成29年3月21日
広報部

 

東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)は、2017年4月から、ガススマートメーター用通信規格「Uバスエア*1」を搭載した通信端末*2(以下「本端末」)を活用したアパート・マンションオーナー向け「マイツーホー」*3(以下「本サービス」)の販売を開始します。本端末を活用した、ガスの消し忘れ見守りサービスの商用化は、日本で初めてとなります。

これまで、アパート・マンションオーナー向け「マイツーホー」を提供するためには、アパートやマンションの各住戸のガスメーター全てに広域無線通信端末を接続する必要があり、広域無線通信端末と無線基地局との位置関係によっては受信電波が弱くなり、通信の品質を確保出来ないことから、サービスを提供出来ない場合がありました。

本サービスを提供するにあたっては、アパート・マンション内の各住戸のガスメーターに本端末を接続します。本端末間で、ガスメーターの指示数等のデータをリレー伝送(多段中継)することが可能となり、受信電波が強い位置のガスメーターに接続した広域無線通信端末から無線基地局へ通信するための、広域無線通信端末と本端末のネットワークを構築します。受信電波の弱い位置からの無線基地局への直接の通信が不要となることから、各住戸のガスメーターの指示数等のデータを確実に取得することが出来、大規模のアパート・マンションへのサービス提供*4が可能となりました。

東京ガスは、ガスの安心・安全に関する各種サービスの提供を通して、安心で豊かな生活の実現に貢献してまいります。

*1: 都市ガス業界、LPガス業界、水道メーター業界が参加する「NPO法人テレメータリング推進協議会」において標準化されている無線用の通信規格であり、スマートメーター用無線国際標準規格IEEE802.15.4gに準拠しています。
*2: お客さまのガスメーターの指示数等のデータを、複数のガスメーターに接続された無線機を経由しながらリレー伝送(多段中継)する、近距離通信型の多段中継無線機です。
*3: 「マイツーホー」とは、通信を利用してガスの供給の遠隔遮断や消し忘れの確認、異常時のお知らせを行うサービスです。アパート・マンションオーナー向け「マイツーホー」は、ご契約者であるオーナーからまとめてサービス料金を頂きます。
*4: 東京ガスのガスをご使用のアパート・マンションが対象となります。

本端末を活用して構築するネットワークの概要

以上

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