※本件は、東京ガスグループの東京ガスエンジニアリングソリューションズによるリリースです。
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社 平成29年2月15日
東京ガスエンジニアリングソリューションズ(社長:野畑 邦夫、以下「TGES」、東京ガス株式会社100%子会社)が日産自動車横浜工場とJ-オイルミルズ横浜工場の間で構築した「異業種企業間連携による分散型エネルギーの面的利用の実現」が、平成28年度 省エネエネ大賞※1の「省エネルギーセンター会長賞(共同実施分野)」を受賞し、本日、表彰式が行われました。 なお、今回の受賞は、TGESをはじめ、日産自動車株式会社、株式会社J-オイルミルズ、横浜市の共同受賞となります。
このたびの受賞は、公道(一般道路・高速道路)を挟んで隣り合った、業種、エネルギー需要が異なる工場に行政と連携をすることで、熱導管を速やかに敷設し熱の面的利用を実現。コージェネレーション運用効率の最大化を可能にしたことで、大幅な省エネルギーを実現したことなどについて、高い評価をいただいたものです。
2つ以上の工場におけるエネルギー需要を分析し、エネルギーの面的利用を行うことで各工場が単独で省エネを行うよりも大きな効果を期待できます。今回はコージェネレーション運用効率の最大化を可能にしたことにより、大幅な省エネルギー(原油換算4,100kL/年)とCO2排出量の削減(8,000t-CO2/年)を実現しました。 TGESは東京ガスグループの「チャレンジ2020ビジョン」で掲げた、コージェネレーションシステム等の分散型電源を活用した、エネルギーの面的利用、スマートエネルギーネットワークの構築等により、省エネ・省CO2やエネルギーセキュリティの向上に貢献いたします。
日産自動車横浜工場内のエネルギー効率化のために8,730kWのガスエンジンコージェネレーションシステムを導入し、電力を同工場へ供給する一方で、廃熱を回収してつくった蒸気をJ-オイルミルズ横浜工場へ供給することで大幅な省エネルギー(原油換算4,100kL/年)とCO2排出量の削減(8,000t-CO2/年)を実現しました。
本件はコージェネ財団(一般財団法人 コージェネレーション・エネルギー高度利用センター)より平成28年度 コージェネ大賞(産業用部門)優秀賞を受賞しております。