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都市生活レポート「子育てママの食事情2016」を発行

東京ガス株式会社
平成28年12月1日
広報部

 

東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)都市生活研究所は、このたび都市生活レポート「子育てママの食事情2016」を発行しました。

都市生活研究所では、一都三県に居住する人々の暮らしを詳細に把握するため、「食」「住まい」「入浴・睡眠」の3つの分野について生活分野別調査を実施しています。今回は、このうち「食」分野の調査を実施しました。

2012年10月に発行した都市生活レポート「子育てママの時短・省手間」では、子育て中の既婚女性を「子育てママ」とし、「子育てママ」のうち就労時間週30時間以上を「共働きママ」、週30時間未満を「非共働きママ」と定義し、共働き・非共働きに関わらず子育てママは時短・省手間ニーズを持つこと、またそのニーズには違いがあることを明らかにしました。
そこで今回は、時短・省手間意識に限らず、子育てママの「食」に関する実態と意識を「共働きママ」と「非共働きママ」で比較し、その結果をまとめました。

東京ガス都市生活研究所は、1986年に社内シンクタンクとして設立されて以来、生活者の立場から食生活や入浴、家事、室内環境など、エネルギー利用に関わる暮らしのあり方を考え、提言することを目的に研究を行っています。
都市生活レポート「子育てママの食事情2016」はホームページより、ダウンロードが可能です。
http://www.toshiken.com/report/food29.html

今回の調査結果のポイント

■子育てママの時間の使い方

  • 平日の料理や家事の時間は、共働きママの方が短く、非共働きママとの差は大きい。
  • 平日に自由に使える時間は共働きママ・非共働きママで大きな差はないが、共働きママは休日に自分の時間を確保している。
  • 増やしたい時間は、共働きママは育児や買い物の時間、非共働きママは一人や趣味の時間。

■子育てママの食・料理実態

  • 朝夕は家で食べるのが基本。子どもとは一緒に食べるが、夫とは別の家庭も多い。
  • 共働き、非共働きで料理頻度に差はなく、煮ものや揚げものを作る頻度もほぼ同じ。
  • 週末のまとめ調理は共働きママに多いが、経済面からのまとめ買いは共に行っている。
  • 非共働きママは「買い物しながら献立を考える」人が多く、共働きママは「献立をたててから買い物する」人が比較的多い。

■子育てママの食・料理意識

【共働きママ・非共働きママ 共通の特徴】

  • 料理に義務感を感じている人、家の食事は家庭で作るべきと思っている人が約6割。
  • 料理や後片付けの時短・省手間ニーズが高い。

【共働きママの特徴】

  • 忙しくて料理に時間がかけられないと感じており、本当はもっと料理に手間をかけたい。
忙しくて料理に時間をかけられない
本当はもっと料理に時間や手間をかけたい
  • おいしい料理を家族に食べさせてあげたい意識や、自分を表現する意識、食への好奇心が高い。
  • 親子料理を日常的に行っている人が多く、親子料理を楽しいと感じる人も多い。

【非共働きママの特徴】

  • 家での食事が生活の基盤になっていると考える人が8割以上で、食事での家族コミュニケーションも重視している。
  • 誕生日などの家族のお祝いは手作り料理で祝い、季節行事の行事食や旬の素材を取り入れている。
  • 献立作りを負担に感じている人が多い。
  • 共働きママよりも夫の料理への参加を望む人が多い。

調査概要

■調査①

調査名 生活分野別調査2015①
調査期間 2015年8月
調査方法 インターネット調査
調査対象 一都三県居住(東京、神奈川、千葉、埼玉)の15~79歳男女2600人
回答数 共働きママ 36人、非共働きママ142人

■調査②

調査名 生活分野別調査2015②
調査期間 2016年1月
調査方法 インターネット調査
調査対象 一都三県居住(東京、神奈川、千葉、埼玉)の15~79歳男女2600人
回答数 共働きママ 36人、非共働きママ129人

■分析対象(①②共通):20代~40代既婚女性、高校生以下の子あり

・共働きママ 夫婦ともに週30時間以上就労
・非共働きママ 夫は週30時間以上就労、本人は週30時間未満就労、または就労していない
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