東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)は、このたび、シェブロン・オーストラリア法人2社(以下「シェブロン」)が中心となり西オーストラリア州で推進しているゴーゴンLNGプロジェクト(以下「本プロジェクト」)で生産された液化天然ガス(以下「LNG」)の東京ガス扇島LNG基地(神奈川県横浜市)での受け入れを完了しました。
本プロジェクトは、西オーストラリア州北西部沖合に位置するゴーゴンガス田、アイオージャンズガス田を供給源として、年間1,560万トンのLNGを生産するプロジェクトです。東京ガスは、2009年9月に、シェブロンとLNG売買契約および権益売買契約を締結しました。
このたび受け入れたLNGは、約7万トンです。これは、一般のご家庭の年間都市ガス使用量の約22万件分に相当します。
東京ガスが権益を保有するプロジェクトからのLNG受け入れは、ダーウィンLNGプロジェクト、プルートLNGプロジェクト、クイーンズランド・カーティスLNGプロジェクトに次いで4例目となります。また本プロジェクトからの受け入れにより、東京ガスは、5カ国12プロジェクトから長期売買契約に基づくLNGを受け入れることとなります。
東京ガスは、本プロジェクトからのLNG調達により、これまで取り組んできた、原料調達の多様化を推進するとともに、今後も、供給安定性、価格、柔軟性のバランスに配慮しつつ、「チャレンジ2020ビジョン」で掲げた、調達先や海外上流事業のさらなる多様化・拡大に積極的に取組んでまいります。
着桟した「エネルギーコンフィデンス」
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参考資料 |
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ゴーゴンLNGプロジェクトの概要 |
ガス田 |
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ゴーゴンガス田、アイオージャンズガス田 |
総資源量 |
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約40兆立方フィート(Tcf)(約11,300億m3) |
液化能力 |
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520万t/年×3系列=1,560万t/年 |
出荷基地 |
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バロー島 ゴーゴン基地 |
参加企業 |
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シェブロン47.333% (オペレーター)、エクソンモービル25%、シェル25%、大阪ガス1.25%、東京ガス1%、JERA 0.417% |
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LNG売買契約の概要 |
売主 |
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シェブロン・オーストラリア法人2社
Chevron Australia Pty Ltd(シェブロン・オーストラリア・プロプライエタリー・リミティッド)
Chevron (TAPL) Australia Pty Ltd
(シェブロン・タップル・オーストラリア・プロプライエ タリー・リミティッド) |
買主 |
: |
東京ガス株式会社 |
契約期間 |
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25年間(5年間延長オプション) |
契約数量 |
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110万トン/年 |
受渡条件 |
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全量FOB(本船渡し) |