東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)とパナソニック株式会社(社長:津賀 一宏、以下「パナソニック」)が共同で開発した※1家庭用燃料電池「エネファーム」が、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2016」にて「最優秀レジリエンス賞(エネルギー)」を受賞しました。
「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」は、一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会※2が募集・表彰を行う、強くてしなやかな国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等を実施している企業・団体からのエントリーを募り、評価・表彰する制度です。
2年目となる今回は、3月15日の表彰式にて応募総数242件から、グランプリ1件、特別顧問賞2件、特別賞1件、金賞4件、最優秀レジリエンス賞26件の表彰がありました。
東京ガスとパナソニックは、「家庭用燃料電池『エネファーム』」が、停電時発電継続機能※3により、停電時でも都市ガスと水道が供給されていれば、照明や通信機器を利用するための電力が供給可能で、シャワーや床暖房※4も使用可能であることを訴求し、停電時発電継続機能を付加した「エネファーム」の普及が、災害に強い家づくり・街づくりに貢献する点を高く評価されたと受け止めております。
東京ガスとパナソニックは、今後も「エネファーム」の普及を通じて、災害に強い家づくり・街づくり、お客さまの快適な暮らしと地球環境の保全、電力ピークカットなどに貢献してまいります。
※1: |
開発にあたっては、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務の結果得られた成果を一部活用しています。 |
※2: |
国土強靭化担当大臣私的諮問機関「ナショナル・レジリエンス懇談会」の結果を踏まえ、「国土強靭化基本計画」が円滑に達成されるよう、産、学、官、民のオールジャパンでその叡智を結集し、非常時のみならず平時での戦略的活用の方策を創造することにより、公共投資、民間投資が最大限に相乗効果を発揮し、レジリエンス立国を構築していくことを目的として設立された協議会。 |
※3: |
発電可能時間:停電前の発電開始から96時間、最大使用電力:約500W。 |
※4: |
エネファームと接続されている給湯・床暖房の場合。 |
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授賞式の様子 |
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審査委員の柏木孝夫 東京工業大学 特命教授(左)より受賞される東京ガス(株)リビングマーケティング部 吉岡朝之部長 |
受賞後のパナソニック(株)燃料電池商品企画部 加藤玄道部長(左)と東京ガス(株)リビングマーケティング部 吉岡朝之部長 |
以上