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都市生活レポート「快適バスライフのすすめ」を発行

東京ガス株式会社
平成27年9月10日
広報部

 

東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)都市生活研究所は、このたび都市生活レポート「快適バスライフのすすめ」を発行しました。

東京ガス都市生活研究所は、1986年に社内シンクタンクとして設立されて以来、生活者の立場から食生活や入浴、家事、室内環境など、エネルギー利用に関わる暮らしのあり方を考え、提言することを目的に研究を行っています。
都市生活研究所の調査によると、入浴が好きと答える人はどの年代でも約8割にのぼり、日本人はお風呂好きということがわかります。また、入浴の目的として、身体をきれいにするだけでなく、温まる、心身の疲れをとるなど様々なことが挙げられています。しかし、入浴の仕方によっては期待する効果を十分享受できなくなることも考えられます。
そこで、本レポートでは、これまで都市生活研究所が実施した調査・研究をもとに、入浴の基礎知識、入浴の効果、季節の薬湯について、毎日元気に過ごすための入浴の秘訣をまとめました。バスライフを快適に効果的に楽しんでいただくための一助となれば幸いです。

概要

入浴の基礎知識(全身浴、半身浴、シャワー浴の違い)

1. 「全身浴」:温熱効果が高く、短時間で身体が温まる。
  肩までお湯に浸かる全身浴は、お湯に浸かる面積が大きいため、温熱作用、水圧作用、浮力作用を大きく受ける。同じ温度と時間で入浴した場合、半身浴やシャワー浴よりも温熱効果が高く、短時間で身体が温めることができ、疲労回復に効果的。
2. 「半身浴」:身体への負担が少なく、リラックスできる。
  半身浴はみぞおちあたりまでお湯に浸かる入浴法であり、全身浴よりも身体への負担が少ない状態で入浴できる。血圧や心臓に負担をかけたくない人(高血圧、心不全など)や、お湯の圧迫感が苦手な人には、ぬるめのお湯の半身浴がおすすめ。
3. 「シャワー浴」:水流や熱刺激で、朝の目覚めを助ける。
  シャワーは浴槽にお湯をはる必要がない手軽な入浴法である。シャワーの水流やお湯の温熱作用で交感神経の働きが活発になり、朝の目覚めや気分転換したいときに効果的。

目的に合わせた入浴法

1. 筋肉疲労に効く「全身浴」(*1)
2. 肩こりに効く「40℃10分の全身浴」と「半身浴+シャワー浴」
3. 脳の疲れ(精神疲労)を軽減する「全身浴」(*2)
4. 眼精疲労の解消には「42℃のシャワー浴」(*3)
5. 体臭予防には、「朝1分のシャワー浴」
6. 寝つきをよくするには、「40℃以下」で就寝前に深部体温をあげる入浴
7. 全身浴と同等に温まり、身体への負担が少ない「ミストサウナ浴」

*1、2、3は、以下の【掲載データ】をご参照ください。

【掲載データ】(一部)
*1 筋肉疲労に効く「全身浴」 *2 脳の疲れ(精神疲労)を軽減する「全身浴」
*3 眼精疲労の解消には「42℃のシャワー浴」

季節の薬湯

  • 古くから伝えられている薬湯には、様々な効果がみられる。
  • 端午の節句の「菖蒲湯」、冬至に入る「柚子湯」などには、血行を促進する効果がある。

季節の薬湯一覧

  季節の薬湯
蓬湯 桜湯 菖蒲湯
ドクダミ湯 桃湯 薄荷湯
菊湯 柿湯 蜜柑湯
ハトムギ湯 柚子湯 松湯

*「季節の薬湯」の章監修:(株)トトラボ代表 村上志緒氏

都市生活レポート「快適バスライフのすすめ」は、ホームページより、ダウンロードが可能です。
 http://www.toshiken.com/report/hot32.html
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