東京ガス株式会社 平成27年1月7日 広報部
東京ガス株式会社(社長:広瀬道明、以下「東京ガス」)は、8月から作品を募集しておりましたデザインコンペティション「住まいの環境デザイン・アワード2015」の受賞者を決定しました。 本コンペティションは、「居住者が実際に生活している住宅」を対象に審査することが大きな特徴で、「暮らし」・「環境」・「デザイン」の三つの要素が調和された住宅に着目することによって、良質な住宅が広く普及することを目的としています。8回目を迎えた今回は、215点の応募をいただき、一次・現地・二次審査を経て、グランプリをはじめとする計24点の受賞作品を選定しました。 結果は、「住まいの環境デザイン・アワード2015」公式ウェブサイトにて公表するとともに、2015年3月19日(木)~3月31日(火)にリビングデザインセンターOZONE(東京都新宿区西新宿)にて「受賞作品展」を開催します。また2月16日(月)には、上位受賞者によるプレゼンテーション等を行う「住まいの環境デザイン・アワード2015 シンポジウム」を開催します。
東京近郊の丘陵地に建ち、「いろいろな居場所が欲しい」という思いから設計されたこの住宅は高さの違う6つの床があります。なかでも印象的なのは地面より90cm低い位置にあるLDKで、低い目線から見る丘陵地の風景を新鮮なものにしています。深い軒も兼ねた緑化屋根や地面に埋め込まれたLDKには建物の環境性能を高める効果もあります。そしてLDKに入った床暖房がこの住まいの快適性をさらに高めています。独自の空間構成から、それと融合した環境性能、そしてそこから引き出される心地よい暮らしまで、高いレベルでトータルにバランスのとれた住宅として評価され、グランプリに選出されました。
※ビルダー・工務店部門 優秀家づくり賞、暮らしデザイン部門、ベターリビング ブルー&グリーン賞、東京ガス賞、大阪ガス賞、九州の家賞は別途審査を行いました。
上位受賞者によるプレゼンテーションとあわせて、審査員をパネリストに迎えたパネルディスカッションを開催します。
今年のグランプリ・準グランプリ受賞作品のプレゼンテーションに加え、パネルディスカッションでは、上位受賞者の設計者を交えて、環境デザインの新たな読み解き方について議論を深めます。