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ガスマレーシアエネルギーアドバンス社において
エネルギーサービス事業第一号物件の建設工事に着手

東京ガス株式会社
株式会社エネルギーアドバンス
平成26年11月19日

 

東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)の100%出資子会社である株式会社エネルギーアドバンス(社長:圓角 健一、以下「エネルギーアドバンス」)とガスマレーシア社が共同で設立した、マレーシアにおけるエネルギーサービス事業を展開するための合弁会社、GAS MALAYSIA ENERGY ADVANCE Sdn. Bhd.(ガスマレーシアエネルギーアドバンス社、以下「ガスマレーシアエネルギーアドバンス社」)は、このたび、東レ株式会社(社長:日覺 昭廣)のマレーシアにおける出資子会社であるToray Industries(Malaysia)Sdn. Bhd.、Penfibre Sdn. Bhd.、Penfabric Sdn. Bhd.、Toray Plastics(Malaysia)Sdn. Bhd.(以下「東レグループマレーシア」)と、エネルギーサービスに関する契約を締結し、エネルギープラントの建設に着手しました。本件は、ガスマレーシアエネルギーアドバンス社が行うエネルギーサービス事業として初めての案件です。

エネルギーサービスとは、お客さまのエネルギーに関する様々な問題を解決するため、ガスコージェネレーションシステムやボイラ、空調、水処理などの設備によって作り出した熱や電気等をエネルギーサービス事業者が一括して効率的に提供するサービスです。
本件におけるエネルギーサービスでは、ガスマレーシアエネルギーアドバンス社が、東レグループマレーシアの敷地内に、ガスマレーシア社から調達する天然ガスを燃料とした32MWクラスガスタービンコージェネレーションシステム(16MW×2基、追焚きボイラ付き)を設置し、電力と蒸気を東レグループマレーシアに供給します。システムの設計、施工、燃料調達、設備のメンテナンスに至るまで、一括してガスマレーシアエネルギーアドバンス社が担い、東レグループマレーシアからはエネルギーサービス料金を受け取ります。東レグループマレーシアは、本サービスの導入により、小規模な設備投資でエネルギーコストの削減、約20%の省エネルギー、約30%のCO2排出量の削減を図ることができます。
なお、電気と蒸気の供給期間は2016年より15年間を予定しております。

東京ガスグループは、今後も総合エネルギー事業に関わる技術・ノウハウを活かし、東南アジア・北米において事業展開するお客さまへのエネルギーソリューションや、現地のエネルギーインフラ構築などに貢献していくとともに、現地エネルギー会社とのアライアンスなどを通じて、現地におけるバリューチェーン展開にもチャレンジしてまいります。

※出資比率: Toray Industries(Malaysia)Sdn. Bhd. 東レ100%、Penfibre Sdn. Bhd. 東レ100%
Penfabric Sdn. Bhd. 東レ100%、Toray Plastics(Malaysia)Sdn. Bhd. 東レ93.85%

本事業のスキーム

ガスマレーシアエネルギーアドバンス社の概要

会社名 GAS MALAYSIA ENERGY ADVANCE Sdn. Bhd.
設立時期 2014年4月18日
本社所在地 マレーシア国セランゴール州
資本金 4百万マレーシアリンギット
資本構成 エネルギーアドバンス 34%
ガスマレーシア66%
事業内容 エネルギーサービス事業

エネルギーアドバンスについて

会社名 株式会社エネルギーアドバンス
設立時期 2002年7月1日
本社所在地 東京都港区海岸1-5-20 東京ガス浜松町本社ビル21階
社長 圓角 健一
資本金 30億円
資本構成 東京ガス株式会社 100%
事業内容 オンサイト・エネルギーサービス事業
地域エネルギーサービス事業(地域冷暖房事業)
コージェネレーション設備工事・メンテナンス事業
グリーン・ビジネスの事業化

以上

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