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都市生活レポート「親子料理の意識と実態2014」を発行

東京ガス株式会社
平成26年7月24日
広報部

 

東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)都市生活研究所は、このたび都市生活レポート「親子料理の意識と実態2014」を発行しました。

都市生活研究所では、2007年に親と子が一緒に料理をする「親子料理」についての意識と実態を調査しました。この調査では、親子料理への関心の高さや、親子料理によるコミュニケーション力などの育成効果が明らかになりました。
その後7年が経過し、親子料理に関する意識や取り巻く環境は変化していることが予想されます。そこで、今回は改めて親子料理について、今の時点での実態を明らかにするとともに、母親・父親・子どもそれぞれの意識と実態を調査し、親子料理の効果や実現のためのヒントを探りました。

東京ガス都市生活研究所は、1986年に社内シンクタンクとして設立されて以来、生活者の立場から食生活や入浴、家事、室内環境など、エネルギー利用に関する暮らしのあり方を考え、研究を行っています。

都市生活レポート「親子料理の意識と実態2014」はホームページより、ダウンロードが可能です。
 http://www.toshiken.com/report/

今回の調査結果のポイント

■親子料理への意識と実態

・親子料理をしたい母親と子どもは約9割、父親は約6割。しかし、実施頻度は母親でも月1日以下が6割以上。

・親子料理を行っている人の約7割が「子どもが料理に興味を持ったこと」が最初のきっかけとなっている。また、子どもが料理に興味を持ちはじめた年齢・一緒に料理を始めた年齢は5歳がピーク。

・子どもが行う調理作業の中で、「味見をする」は全体の5割。その理由は、「子どもが喜ぶ」「子どもが味見したがる」ほか、「子どもとのコミュニケーションがとれる」「子どもが料理に興味を持つ」など。

■母親、父親、子ども、それぞれにとっての「親子料理」

・母親が親子料理を行う理由は、「子どもがやりたがる」が1位で、まずは子ども自身の意欲によるところが大きい。そのほかの理由は、「将来、子どもが料理を作れるようになってほしい」「子どもとコミュニケーションがとれる」などが上位。

・日常的に親子料理を行わない母親の理由は「時間や手間が余分にかかる」が約6割、「自分の気持ちに余裕がない」が約5割。

・有職の母親の方が専業主婦よりも親子料理の実施頻度が高い。実施理由は「子どもとコミュニケーションがとれる」が7割以上。

・「料理好き」な父親ほど、日常的に親子料理を行っている。また、親子料理をする頻度が高い父親ほど「子どもとの関わりが積極的」「子どもの教育に対して熱心」な割合が高い。

・子ども自身の料理への意識は、「親と一緒に料理がしたい」が約9割。また、自分1人で料理がしたい子どもも約7割。一方で、料理をしない子どもの理由は、「親から断られる」「自分が忙しい」「親が忙しそうなので言い出しにくい」など、親の都合や自分の忙しさからできない子どもも多い。

・子どもが高学年になると親子料理への意向は下がり、親子料理をしたがる時期は短い。

■親子料理の実施頻度による違い

・日常的に親子料理を実施している母親は、親子料理中に「子どもを褒める」「料理中に子どもを怒らない」行動をとっている。また、「料理で子どもの興味を引くコツを知っている」「子どもが一品を通して作れるように教えている」割合が高い。

・日常的に親子料理を実施している母親ほど、親子料理に対して教育面だけでなく、家族コミュニケーションなど多くの効果を実感しており、「家族の仲の良さ」や「家族が幸せである」と感じている。

調査概要(回答者属性)

■定性調査

調査時期:2013年12月

調査方法:訪問・会場デプスインタビュー

調査対象:一都三県在住 20~40代既婚男女と子ども

回答者数:11組(訪問3件、会場親子2組、親単独6名)

■定量調査(1)

調査時期:2014年2月

調査方法:インターネット調査

調査対象:一都三県在住 20~59歳既婚男女

回答者数:6,000名

■定量調査(2)

調査時期:2014年2月

調査方法:インターネット調査

調査対象:一都三県在住

回答者数:(a)小学生とその母親 618組
(b)長子小学生の父親 309名

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