東京ガス株式会社(社長:広瀬 道明、以下「東京ガス」)都市生活研究所は、このたび、生活空間コンセプト「子育て世帯の住空間研究 子どもの成長に応じて変化する住まい」を発行しました。
東京ガス都市生活研究所は、1986年に社内シンクタンクとして設立されて以来、生活者の立場から食生活や入浴、家事、室内環境など、エネルギー利用に関わる暮らしのあり方を考え、提言することを目的に研究を行っています。
生活空間コンセプトは生活研究で明らかにしたニーズや生活者が求める暮らしの具現化のために、建築家や専門家の意見なども交えて、求められる空間や住まいの方向性を明らかにし、ビジュアル化したものです。
今回は、子育て世帯に焦点をあて、小学生から高校生の子どもとその親への調査から、「リビング」や「子ども部屋」に求められる機能や、ニーズを明らかにし、具体的な住宅プランを作成しました。
生活空間コンセプト研究は、このような生活空間を考えるだけでなく、新たな設備やサービスの分野でも活用し、皆さまと一緒により良い暮らしの実現に貢献していきたいと考えています。
都市生活研究所では、今後も「生活者視点」の研究スタンスを大切にしながら、「生活者にとって本当に価値のある暮らし」を創造するために活動してまいります。
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生活空間コンセプト研究とは |
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生活空間コンセプト研究は、生活者が求める暮らしから、住まいの方向性を考え、求められる生活を実現する空間をビジュアル化します。
今回は子育て世帯に焦点をあてて実施しました。
【研究のフロー】
■ニーズの探索
子育て世帯の暮らし方や住まいの実態を調べるために実施した定量調査、定性調査をもとに、「暮らしのニーズ」「住まいのニーズ」を探索。

■生活空間コンセプト
「暮らしのニーズ」と「住まいのニーズ」から子育て世帯のニーズをまとめ、空間提案の条件を設定。戸建住宅・集合住宅特有のニーズを加味して生活空間コンセプトを作成。

■提案プラン
具体的な提案プランを、住宅形態別、3つのライフステージごとに作成。
生活空間コンセプトを具現化した提案プラン例
【戸建住宅<都心型>】 |
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