都市ガスについて
都市ガスの種類・熱量・圧力・成分
東京ガスネットワークでは13Aの都市ガスをお届けしています。
ガスは、「都市ガス」7グループ13種類、および「LPガス」に分類されます。
ガスの種類の英字は燃焼速度を示します。
【燃焼速度】 A(遅い)、B(中間)、C(速い)
都市ガスの熱量
ガスの「熱量」とは、ガスが燃えて発生する熱の量で、「発熱量」ともいいます。
熱量の単位は“メガジュール(MJ)”が用いられます。
ガスの種類 |
1m3あたりの標準熱量(*1) |
供給地域 |
---|---|---|
13A |
45メガジュール |
東京都・神奈川県・千葉県・茨城県・栃木県・埼玉県・群馬県 |
(*1) 摂氏0度、圧力101.325キロパスカルでの熱量
都市ガスの圧力
都市ガスの圧力の単位は、キロパスカル(kPa)が用いられています。
都市ガスが正常に燃焼するためには、機器の入り口で一定の圧力が必要です。
13A |
最高圧力 |
最低圧力 |
---|---|---|
2.5kPa |
1.0kPa |
(参考)プロパンガスの熱量と圧力
熱量:約100メガジュール 圧力:2~3.3キロパスカル
都市ガスの代表的な成分
13A |
||
---|---|---|
組成(%) |
メタン |
89.60 |
エタン |
5.62 |
|
プロパン |
3.43 |
|
ブタン |
1.35 |
|
ペンタン |
--- |
|
炭酸ガス |
--- |
|
酸素 |
--- |
|
窒素 |
--- |
|
合計 |
100% |
ご契約の小売ガス事業者により、組成が異なる場合があります。詳細についてはご契約の小売ガス事業者にお問い合わせください。
なお、ガスをご使用の事業者の皆様に、都市ガスのより詳しい特長や取扱いについて、別途ご案内いたしております。詳しくは、東京ガスネットワークまでご連絡ください。
都市ガスの代表的なCO2排出係数
都市ガス1m3を燃焼した際に排出される二酸化炭素(CO2)の量を、都市ガスのCO2排出係数といいます。お客さまがご使用になった都市ガスの量(m3)にCO2排出係数をかけることで、都市ガスの燃焼によるCO2排出量を計算することができます。
東京ガスがお届けしている都市ガス13A(45メガジュール)のCO2排出係数は以下のとおりです。
ガスの種類 |
1m3あたりの発熱量 |
CO2排出係数 |
---|---|---|
13A |
45メガジュール |
2.21kg/m3(*2) |
ご契約の小売ガス事業者により、係数が異なる場合があります。詳細についてはご契約の小売ガス事業者にお問い合わせください。
(*2) 一般家庭など低圧供給のお客さま(15℃、供給圧力ゲージ圧2kPa状態換算時の係数)
(*3) 工場や商業ビルなどの中圧供給のお客さま(15℃、ゲージ圧0.981kPa(100mmH2O)の状態換算時の係数)
(*4) 標準状態の値(0℃、1気圧)