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無水型受入サンプリングシステム

目的


LNG組成分析用ガス捕集方法として、従来広く用いられてきた有水ホルダー方式に代わり、無水ホルダーを使用した新方式の受入サンプリングシステムを世界で初めて開発し運用しています。装置は、電気ヒーター式気化器、内部に伸縮膜を備えた無水ホルダーなどで構成され、運転の自動化、サイズの小型化、設備コストの低減、蒸気レス化などを図っています。
 
無水型試験装置


 

仕様

 
既設サンプリングフロー
開設サンプリングフロー

 
既設有水ホルダー方式との比較
項目 既設方式 開発方式
気化器 温水バス式 電気ヒーター式
ホルダー 有水式 無水式(伸縮膜使用)
パージ 水没・バブリング 真空引き
充填 コンプレッサー N2圧力


 

特徴


既設有水ホルダータイプとの性能比較
項目 有水ホルダータイプ 無水ホルダータイプ
精度
  • 封水への溶け込みの対応は、バブリングで処理
  • 精度確認試験において有意差は無く、精度的に同等を確認
耐久性
  • 水使用による腐食やホルダー上下動による摩耗などの影響が考えられるが長期間の使用においても特に問題となっていない
  • 無水方式のため、本質的に腐食などは無い
  • ブラダ膜の耐久試験結果良好
チェック機能
  • 補集確認(補集流量とホルダー液面チェック)
  • 補集確認(補集流量とホルダー圧力チェック)
  • 真空度確認(真空引き完了と漏れ無しチェック)
操作性
  • 水の扱い方法の自動化は困難
  • 手動操作多い
  • 自動化が容易
  • CRT操作のみ
保守性
  • コンプレッサー:1/Y
    攪拌器作動確認:1/Y
  • 真空ポンプ:1/Y
サイズ
  • 有水ホルダーなど大型
  • 水飽和ガスのため、アフタークーラ、ドレンセパレータなどが必要
  • 小型化
  • 設置スペースに応じた形状のレイアウトが可能
ユーティリティ
  • 蒸気、工水、電気
  • 電気、N2
総合評価 無水ホルダータイプは、有水ホルダータイプと比べてより優れていると考えられます

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