都市ガスからオール電化へ変えたあと、
再び都市ガスに戻しました。
この土地にはもう50年近く住んでいて、今の家に建て替えてから約30年になります。建てた当初は都市ガスを使っていたんです。そこから12、3年くらい経ったころ、機器の寿命だったんだと思いますが、コンロの火のつきがだんだん悪くなってきたタイミングで、当時興味があったオール電化に変えてみました。でもオール電化だと料理するには火力が物足りなかったですね。強火を使いたい中華料理や肉や魚の焼き物、シャキッと作りたい野菜炒めなどを作るときに、やはりガスの火力でないと不満でした。とはいえ、そう気軽に設備を変えられるものでもないですし、オール電化でだいたい12年くらい過ごして、また機器の調子が悪くなってきたときに、都市ガスに改めて切り替えました。あと、いま一緒に住んでいる娘がオール電化住宅の電磁波を気にしていたので、娘の希望で都市ガスに戻したという理由もありました。
切り替えにかかったお金は
機器費用だけだったと思います。
都市ガスに戻す際には、この家を建ててくれたハウスメーカーに連絡をして、すべて手配してもらいました。工事費などで大きな費用がかかったりはしませんでしたね。ほぼ、給湯器とコンロの買い替え費用だけで切り替えられたように記憶しています。どちらにせよオール電化用の機器が買い替え時期に来ていましたので、特別な出費は何もかからず、スムーズに切り替えられました。
料理をするならIHよりガスがいいですね。
ガスに戻して、以前のように火を使って料理できるようになったので満足なんですが、最近のコンロはすごくお利口さんになっていて、熱くなってくると自動的に火力を落としたりしますよね。強火で焦げ目を付けたい時などには、余計なお世話だと思う時があります。安全性に考慮してくれてるってことなのでしょうから、それはもちろんありがたいですけどね。
この家には今4人が暮らしていて、ほぼ私しか料理をしませんが、料理をする立場から言わせてもらうとコンロはIHよりガスが圧倒的にいいですね。野菜炒めや、焼き物なんかはガスじゃないとダメですね。IHコンロだった時は、仕方なくカセットコンロを買ってきて、ガスボンベを付けて使ったりもしていました。
これからもずっと
都市ガスを使い続けるつもりです。
光熱費全体の支出はオール電化のときと比較するとほんの少し増えていると思います。ですが今はガス料金だけでなく電気料金も値上がりしているので、オール電化のままでも光熱費は多少上がっていると思いますから、正確には比較できないですけどね。仮に光熱費が少し増えているとしても、ガスならではの火力に満足しているので都市ガスへの切り替えを後悔したりはしませんよ。使い勝手は「やはりガスがいいな」と感じているので、これからもずっと都市ガスを使い続けるつもりです。