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茨城県における天然ガスインフラの整備・拡充のさらなる推進について

東京ガス株式会社
平成25年2月25日

 

東京ガス株式会社(社長:岡本 毅、以下「東京ガス」)は、このたび、首都圏において産業・エネルギーの立地集積県として、ますます期待が高まっている茨城県におきまして、県内の増大する天然ガス需要に対応するとともに、供給インフラ全体のさらなる安定性向上を図るため、茨城県における天然ガスインフラの整備・拡充を加速して進めることといたしました。

茨城県と東京ガスは、2009年12月に、「低炭素社会の実現」という環境・エネルギー対策への貢献と、産業振興・雇用拡大による地域経済のさらなる活性化を図るため、県内における天然ガスインフラを、双方が協力して早期に整備するとともに、有効活用を推進することについて、基本合意いたしました。

東京ガスは、この基本合意に基づき、2015年度の稼働開始を目指し、「日立LNG基地」(茨城県日立港区内)を2012年7月に、同基地と栃木県真岡市にある既存のパイプラインを接続する「茨城〜栃木幹線」(茨城県日立市〜栃木県真岡市、約81km)を2012年1月に、それぞれ着工いたしました。地元の皆さま方、および茨城県や日立市をはじめとする関係機関のご理解とご協力をいただきながら、現在建設工事を順調に進めております。

このたび、こうした取り組みに加え、茨城県における天然ガスインフラのさらなる整備・拡充を以下のとおり加速して進めることといたしました。

茨城県における天然ガスインフラの整備・拡充の新たな取り組みについて

(1)水戸地区向けパイプラインの建設

  東京ガスと、東部ガス株式会社(社長:穴水 一行、以下「東部ガス」)は、「茨城〜栃木幹線」から分岐し水戸地区向けの新たなパイプラインを共同で建設することで、2013年2月20日に合意し、その調査を開始することといたしました。これにより、東部ガス水戸地区ならびに東京ガス常総支社における供給安定性のさらなる向上とともに、水戸南部地域で増大する産業用を中心としたお客さまからの天然ガス需要に、より一層お応えすることが可能となります。

(2)「古河〜真岡幹線」の着工

  茨城県西部地区における産業用を中心とした天然ガス需要にお応えするとともに、供給安定性のさらなる向上を図ることを目的に、「古河〜真岡幹線」(茨城県古河市〜栃木県真岡市、約50km、2017年度稼働開始予定)について、このたび、基本ルートが確定したことから、2013年度下期に着工することといたしました。

(3)「日立〜鹿島幹線(仮称)」の建設

 

茨城県鹿島地区における天然ガス需要にお応えするとともに、高圧ガスパイプラインのループ化を行い、供給インフラ全体のさらなる安定性向上を図ることを目指し、「日立〜鹿島幹線(仮称)」の建設に向けて、調査を開始することといたしました。調査にあたっては、陸上ルートに加え、海底ルートの2ケースで行います。

茨城県における総合窓口機能の強化

「茨城事業部」の設置

  茨城県および県内の各市町村の皆さまとの緊密な関係を築くため、本年4月1日に、水戸市内に「茨城事業部」を設置いたします。

今後、上記のような取り組みを進めるにあたりましては、地元関係者の皆さまと十分協議しながら進めてまいりますので、引き続きご理解とご協力をいただきますようお願い申し上げます。

東京ガスは、天然ガスに対する役割期待が一段と高まる中、今後も天然ガスのトップランナーとして、2011年11月に策定した「チャレンジ2020ビジョン」の実現を目指し、天然ガスのもつ供給安定性、環境適合性、経済性、安全性、利便性等の価値を高め、国の経済発展、国民生活の向上にも貢献してまいります。

以上

東京ガスの茨城県における天然ガスインフラ整備・拡充概要図

東京ガスの茨城県における天然ガスインフラ整備・拡充概要図

東部ガス水戸地区向けパイプラインの建設について

東部ガス水戸地区向けパイプラインの建設についての図

東京ガスが目指す2020年の姿

東京ガスが目指す2020年の姿の図

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